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2018 マルハンカップ 太平洋クラブシニア

【マルハン太平洋シニア・1R】ノーボギーゴルフを達成した久保!隙を狙って初優勝を目指す


 最終18番パー4ホール。ティーショットでフェアウエイを捕らえ、2打めはピンまで残り175ヤード。アゲンストの風が吹いている。迷わず6番アイアンを手にし、素振りを1回してからショットに臨んだ。放たれたボールはピンに向かっている。

 

「グリーン右サイドのピン位置だったので、その左目を狙ったんですけどね。筋(すじ)りましたね。最後は大好きなフックライン。オンラインだったのに、よりによってショート、ショートするなんて」と久保勝美は悔しがった。

 

 スタートホールで1・5メートルのバーディーパットを沈めたのを合図にするかのように、2番ホールで6メートル、3番ホールは1メートルをワンパットで沈め、4番ホールでも3メートルを決めての4連続バーディー奪取劇を演じてみせた。

 

 

 本大会はプロとアマチュアとが真剣勝負で戦うことをコンセプトにしており、初日はプロ二人とアマチュア一人が同組でラウンドする。「ショットはピンへ真っ直ぐ飛び、パットはカップに吸い込まれるように一発で入ってしまう。ゴルフの神様に思えました。間近でプロのそんなプレーが見られて良い思い出になりました」。久保と一緒に回ったアマチュアの鹿島康裕選手は、そう話す。

 

 前半でスコアを6つ伸ばした久保は、後半に入って10、11番ホールでも連続バーディーとし、「60」切るスコアがチラついて来た。しかし、13番パー3ホールではティーショットをダフってしまい、何とかパーをセーブ。14番ホールでは5メートルのバーディートライが惜しくも外れた。17番ホールで2メートルのバーディーパットを「久しぶり」に決めての18番ホールだったのだ。

 

「決めていたならコースレコード(62)タイだったんですね。そのチャンスがあったのに、バーディーパットをショートするんですからね、まったくどうしようもありませんよね」と久保は無念がった。

 1ラウンド・ノーボギーゴルフをいつも信条にしている久保は、まずは目標達成を果たし、さらには首位にも立てた。気温33・6℃の快晴。直射日光を体全身で浴びながらのラウンドだった。「500ミリリットルのペットボトル7本は飲みました。日傘を差す余裕はありませんでした」と久保。猛暑に関しては「僕は41・1℃を記録した埼玉・熊谷の近くの高根CCが所属コースですから、暑さに関しては大丈夫です。マスター室業務で毎日キャディー研修のためにコースに出ていたほどです(苦笑)。

 

 明日はピーちゃん(プラヤド・マークセンの愛称)との最終組(決戦)。スターツシニアで一緒に回っていますが、飛距離では勝てないものの、隙があれば…」。取材インタビュー最後にそんな言葉を残した久保。一瞬、ニコリと笑ってから練習グリーンへ向かって行った。

 

 スターツシニアではマークセンが優勝し、久保は2打差2位に甘んじた。その借りを返すチャンスを作り上げたのだから、明日はしっかり「仕上げる」しか無い!

 

 

 

(PGAオフィシャルライター 伝昌夫)