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2018 エリートグリップ シニアオープンゴルフ

〔エリートグリップシニア・1R〕伊澤利光がベストスコア4アンダーをマーク単独首位に立つ


 開催舞台の鳴尾ゴルフ倶楽部は、1930年に開場した。翌31年に名匠チャールズ・H・アリソンのアドバイスを得て大幅な改善を施し、全長6704ヤードのコースレイアウトが出来上がった。90年近くの月日が経過した現在も改造されることなく、その原型を残している。

 コースはゴルファーを育てると言われるが、コース設計が成された時代背景もあって、鳴尾GCはティーショットでドロー、フェードの球筋を操るショット力がスコアを左右する。しかも砲台型グリーンはで小さく、深いガードバンカーで固めら、芝はベント芝よりも芝芽の強い高麗芝が採用され続けている。ティーショットからパットまで、一打たりとも気を抜けない。

 この日、7バーディー・3ボギー66のベストスコア4アンダーをマークした伊澤利光が単独首位に立った。

 アウトコースからスタートし、5アンダーで迎えた最終18番ホール。前ホールではフェードボールを打とうとしてミスしながらもバーディーが奪えていた。「18番ホールでもフェードボールを打とうと思ったし、打てる自信はありました」と伊澤は振り返る。だが、ボールは捕まり過ぎてドローボールと化し、運悪く気の根に止まってしまった。結果は3オン2パットのボギー。7バーディー・3ボギー・66。最終ホールで一打落としての4アンダーながら単独首位に立ち、シニア初優勝へ大きく近づいた。

 2、3試合前からアイアンショットの方向性が乱れた。許容範囲内に収まってはいるものの、イメージとのズレは大きかった。頭の中ではスイング改造の準備は整えていたことから、踏み切った。「ダウンスイングの初期にクラブをほんの少し立てて振り下ろす」スイングイメージを実践することのしたのだ。前試合で好感触を得て、この試合に臨み、早くも好結果に結び着けた。

「レギュラーツアーでは芥屋GC(KBCオーガスタ)や川奈ゴルフコース(フジサンケイクラシック)で勝っていますから」と伊澤。高麗グリーンで開催されたトーナメントで優勝している実績を挙げ、グリーンとの相性の良さもアピール。「好位置にいるわけですから、頑張って勝ちに行きますよ」。優勝宣言も飛び出すほど、自信を回復した伊澤が、明日、有言実行に挑む。

(PGAオフィシャルライター 伝 昌夫)