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2018 マルハンカップ 太平洋クラブシニア

【マルハン太平洋シニア・1R】田村は自分のゴルフを取り戻し4アンダー4位タイ発進


 西日本豪雨に襲われ、一時は試合出場を諦めか掛けた。広島県呉市にある自宅は断水が続き、道路状況も芳しくない。そんな状態にも関わらず、試合遠征へ出掛けて良いのだろうか。後ろ髪をひかれる思いで、北海道へ渡り、日本シニアオープンに出場したのは田村尚之。結果は42位タイだった。

 

 そして先週の熊本・阿蘇シニアオープンで「復興」を合言葉にしていたことで大会出場に関してためらいはなかった。日本シニアオープンから使い始めたマレット型のパターの感触はラウンドを重ねるごとに良くなり、21位タイの成績を挙げられた。今季のベストフィニッシュだった。

 

「背中を痛めて開幕戦から6試合はゴルフになりませんでした。シニアオープン前に整体へ行ったり、鍼治療を受けたりして、ようやく痛みが消え出しました。ヘッドスピードは43m/sから45m/sに戻り、ドライバーショットは250ヤードを超えられるようなりましたよ。それでも30ヤード近くは本来よりも飛んでいませんけどね」

 

 ダウンスイングでピリピリッと走る痛みを気にせずにクラブが振れる。パットはさらに気持ちよく打てる様になって来た。スイングもゴルフの不安も払拭された。

 

 そんな田村はこの日、3番ホールからの5連続バーディー奪取でリーダーズボードを駆け上がる。後半はスコアを伸ばしきれなかったが、6バーディー2ボギー68でホールアウト。首位と5打差の4位タイに着けた。

「暑さのお陰もあって体が思うように動いてくれる。背中の痛みを感じずにゴルフが出来る。本当に嬉しいです。ようやく田村の開幕戦ですよ。逆転優勝? まずはベストテン入り、できればベストファイブ入りができたなら御の字です。好スタートを切れたので、とにかく上位でフィニッシュしたい。それが本音です」。

 

 早口でこの日の感想を話し終えると田村は足早にロッカーへ向かった。

 

「ごめんなさい。これから大阪へ移動して、マッサージを受けることになっているので」。入念なケアに徹してこそ、安心してスタートティーに立てる。田村は、そのことを改めて感じているのだった。