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2018 第19回スターツシニアゴルフトーナメント

<スターツシニア・2R>我慢すればチャンスが来る!ドキドキの最終組に挑む久保


 16番ホール、457ヤードのパー4。大会舞台であるスターツ笠間ゴルフ倶楽部の名物ホールだ。右ドッグレッグで、ティーショットは池越え。落とし所によって2打目の距離が大きく違ってくる。池の先にある右バンカー越えのショートカットには260ヤードが必要とされる。この日の平均ストロークは4.414。出場選手71人中、バーディーを奪取したのは尾崎健夫と渡辺司のわずか二人。難易度1位だった。

 

 3アンダー7位タイでスタートした久保勝美は、ティーショットでフェアウエイを確実に捕らえ、アイアンショットは切れまくった。前半でスコアを4つ伸ばし、後半に入ってからは10番ホールで3メートル、15番ホールでは10メートルのバーディーパットを決め、通算9アンダー2で名物16番ホールを迎えたのだった。

 

「オナーだったことで(同伴競技者のショットから)風向きを読み取れず、アゲンストだと思い、3番ウッドでティーショットしました。池の先のバンカーからフェードのイメージで打ったのですが、真っ直ぐ抜けてしまいました」。

 ボールはフェアウエイ左サイドのカート道に止まった。人工芝の上に乗ったボールのライを確認し、久保は救済を受けず、ピンまで193ヤードをロフト19度の3番UTで打った。パーオンは逃したものの、グリーン手前まで運び、パターでのアプローチショットはカップ手前で止まり、確実にパーセーブ。スコアを落とさずに済んだ。

 

「(3打めは)テキサスウェッジ=パターで打ちました。カップに寄せられる確率が一番高いクラブですからね」と久保。18番パー5ホールでは2打目をグリーンエッジまで運び、チップイン・イーグルは逃したものの着実にバーディーを奪う。結局、7バーディー65でフィニッシュし、首位と1打差の2位で最終日を迎える久保は、満足そうに18ホールのプレーを振り返った。

 

「僕は、ノーボギーゴルフをいつも目標にしてラウンドしているので、それを達成できて嬉しいです。出来過ぎですかね(笑)。パットの調子が良く、今日はパット数23です。ティーショットはフェアウエイに行ってくれたし、2打めはグリーンに乗ってくれました。アイアンを去年使っていたモデルに戻したことで距離感が合い、パターもピンタイプから四角いヘッド形状のネオマレットタイプに替えたのが良かったですね」。使い慣れたアイアン、パターにリセットして好スコアを叩き出した。

 前試合の「すまいーだカップシニア」では、最終日最終組でラウンドし、単独首位で迎えた最終ホール。痛恨のボギーを打ち、山添昌良に逆転優勝を許した。自滅の二文字が頭から離れない。同じ轍だけは踏まない。自分のゴルフ=ノーボギーゴルフに徹し続けるしかない。久保は心に誓ったという。

 

 昨年大会では通算11アンダーのプラヤド・マークセンが優勝、1打差の通算10アンダーに終わった久保勝美が2位フィニッシュ。奇しくも同じスコアで最終日を迎える。

 

「最終ホールでロングパットが入り、バーディーフィニッシュでの2位でした。実はシード選手の中で、唯一マークセンとだけ同組で回ったことがないんですよ。最終組はドキドキしながらのプレーになるので楽しい。それと、一打が致命傷になることもあるので、丁寧にプレーして行きます。

 

 最終組のもう一人は誰ですか?倉本会長? 去年の日本プロシニア最終日最終組以来ですね、一緒の組は。プロシニアの時は『台湾PGAシニア会長の汪徳昌さんと、PGA会長の倉本さん、それに埼玉の会長の久保が同組だ』なんて冷やかされました」

 

 最終日最終組の思い入れを話しながら、久保は改めて心に決めた。我慢すればチャンスが来る。ノーボギーゴルフに徹するのだと--。

 

 

 

 

(PGAオフィシャルライター 伝 昌夫)