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2019 PGAシニアツアー予選会・最終予選2019年3月27日(水)~3月29日(金)Kochi黒潮カントリークラブ 黒潮コース

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2019 PGAシニアツアー予選会・最終予選

シニアルーキー篠崎と桑原がシニア1次予選会から活躍!


2名のシニアルーキーが予選会から活躍をみせた。3位に食い込んだのが、北谷津ゴルフガーデン所属の篠崎紀夫、49歳。2007年にレギュラーツアーANAオープンで優勝して、シニア1次予選免除の資格は持っているが、今年10月24日に50歳になるので、シーズン残り4試合しか参加できないということもあり、権利行使は見送った。先輩の鈴木亨プロからも「予選会は出て、試合慣れしておいたほうがいいよ」というアドバイスも受けていた。

 

昨年12月に、埼玉の高坂カントリークラブで参加したシニア1次予選のこと。同組でプレーした大先輩の鷹巣南雄プロを前に大緊張し、手が震えていた。スコアを立て直すのには、慣れが必要だった。結果は3オーバー6位で最終予選に進出を決めたが、あのときの異常な緊張感は忘れないという。「やっぱり、シニアツアーで必要なものは、技術だと思いましたね。何か、自分の武器を作らないと、シニアで通用しないんだなって。それがゴルフの難しさですから」と、感じたという。

 

 シニアツアーでの目標は?「楽しみにしていたシニアツアーです。少なくとも10年はシード権を守りたい。打倒マークセン!だなんて、大きなことは言えません(笑)。10月の誕生日が来るまでに、練習を重ねて、本戦に備えます」と、話す。そして「先輩方が築いてくれたひとつひとつの試合が、シニアツアーだと思うのです。しっかりと継承していかないと」と、真剣なまなざしで、シニアトーナメントへの想いも口にした。

 

 

 もうひとり、レギュラーツアー優勝者が、1次予選を勝ち抜き最終予選で上位フィニッシュしている。1997年サンコーグランドサマーチャンピオンシップ優勝者の桑原将一、50歳。2007年よりツアーを撤退し、この10年近く、自分のプレーから離れていた。

 

 「もう、ツアーに戻ることはない」。レッスン活動を中心とした生活の流れができていた。

 

 そんな中、女子プロゴルファーを目指している6年目のレッスン生が、こんなことを伝えてきた。「先生のキャディーなら、ぜひやってみたい」。桑原にとって、衝撃の言葉だった。なかなか成績が出せない生徒が、自分のかつてのツアープレーヤーとしての姿から、何か学びたいという気持ちがあった。生徒に、実現させてあげることができたら、それは新しい成果につながるのかもしれない。桑原は、ツアープレーヤーとして、何ができるかを考えた。答えは、50歳という節目で、シニアツアーに挑戦してみようという結論に至ったのだった。

 

 

 「レッスンは、やりがいがあります。だけど、それ以上に、言葉では伝えられないことも多いですし、相手も扉を閉ざしてしまうこともある。それを打破する、すごくいいチャンスなのかもしれないと、思い切って挑戦することにしたんです」と、決断を振り返る。

 

 決断したのが、2018年10月。最終予選までのわずか5ヶ月で、10年以上のブランクをよみがえらせることは、想像以上に苦しかった。しかも、最終予選が始まる3日前に扁桃腺が腫れ、欠場も有り得るような状況だった。「たった100球打っても、手がジンジンする。ゴルフのトレンドも10年前でストップしていた。だけど、50歳という節目で、新しい挑戦にめぐり合えた。生徒のために、自分のために・・・もう一度、ツアーで戦ってみたいんです」。自分を信じて、レッスンを続けてくれている生徒と一緒に、ツアーの感動を味わいたい。その強い思いを抱え、桑原は、シニアツアーで活躍を目指す。