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マルハンカップ 太平洋クラブシニア

【マルハン太平洋シニア/FR】飛ばし屋・マークセンはバーディパットを決められず悔しい3位に終わる


 今大会から距離変更された14番パー5ホール。557ヤードから608ヤードと距離が長くなり、タフなホールと化した。2打目以降は打ち上げとなり、ツーオンを阻む。

 

 最終日最終組に加わったプラヤド・マークセンは首位と2打差の通算5アンダーでティーオフ。1、2番ホールで連続バーディーを奪い、6番ホールでもバーディーパットをねじ込んだ。通算8アンダー。「8ホール目でバーディーを取れたら、通算12アンダーまでスコアを伸ばせるかも知れない」。そう感じたマークセンだったが、9番パー4ホールで躓いてしまう。ドライバーショットが右方向へ大きく曲がり、2打目はフェアウエイに出すだけで、寄せワンでのパーセーブも逃し、ボギーを叩いてしまったのだった。

 

 サンデーバックナインの1ホール目、10番パー5ホールで着実にバーディーを奪ったが、11番ホールでボギー。それでも緊張の糸を切らさず12、13番ホールで連続バーディー奪取。首位と1打差の2位タイに返り咲いて迎えた14番パー5、608ヤード。ドライバー、3番ウッドでグリーン手前40ヤード地点にボールを運んだ。グリーン面をチェックしようと足を運ぶマークセン。100ヤード以上後方では、3打目を打とうとする首位・羽川豊の姿があった。飛ばし屋にとっては、バーディー奪取が当然のホールだったに違いない。

 

 40ヤードの3打めをロフト60度のウェッジで放ち、ピン奥80センチに着けた。羽川のバーディーパットは、そのマークセンのライン上後方4メートル。下りのラインだったが、羽川は絶妙のタッチで沈め、通算11アンダーに伸ばす。マークセンのバーディートライ。グリーンを取り囲んだギャラリーはバーディーと思い込んでいたが、ボールはカップ左縁をすり抜けた瞬間、ギャラリーたちから大きな溜め息がこぼれた。マークセンはパターを左右に大きく振り回し、怒りを如実に表した。

 

 

 その後はパーセーブを続け、最終18番ホールに辿り着いた時点では、バーディー奪取なら通算10アンダーでプレーオフに加われる状況だった。

 

 2打目はピンまで残り150ヤード。ピッチングウェッジを手にした。だが、「風を読み違った」ことでピン横に大きく外し、マークセンはバーディー奪取も大会2連覇も果たせなかった。通算9アンダーでの3位フィニッシュ。

「優勝するためには5、6打スコアを伸ばさなければならないだろうと思っていました。大会2連覇は逃しましたが、最終日にスコアを4つ伸ばせたのは素直に嬉しいです。プレー自体は満足しています」とマークセンは振り返ったものの、「優勝にはあと2打足りなかった」と悔しさも吐露した。

 

 14番ホールでのバーディー逃しは「手先だけで打ってしまい、引っかけてしまった」という。パット名手の痛恨の一打。そのパットミスが最終ホールまで引きずる形になったのは惜しまれるが、相変わらずの優勝候補№1ぶりは存分に発揮した一戦だった。