第88回日本プロゴルフ選手権大会

sponsors

  • 日光カンツリー倶楽部

第88回日本プロゴルフ選手権大会

ニュースNEWS

倉本会長・来年開催に向けニュースタイル&ニューゴルフを続ける

 

wp-kuramoto6

 

 新型コロナウイルス感染の拡大の影響によって、7月2日から5日まで栃木県の日光カンツリー倶楽部を開催舞台にしていた「第88回日本プロゴルフ選手権大会」は開催が見送られた。一年スライドする形で開催を2021年7月1日から4日までの日程に変更され、23年まで開催を予定していた大会の開催年度も合わせて変更された。22年の第89回大会はグランフィールズカントリークラブ、23年の第90回大会は恵庭カントリー倶楽部、24年の第91回大会は富士カントリー可児クラブとなった。

 開催延期の断を下さざるを得なかった経緯や来年開催への抱負を日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長にインタビューした。

 

 

wp-kuramoto2

 

--今年の日本プロゴルフ選手権大会は、栃木県の日光カンツリー倶楽部で行われる予定でしたが、残念ながら来年7月開催の日程変更となりました。

 

倉本 日本屈指のコースである日光カンツリー倶楽部を大会舞台にさせて頂くことで、第88回を迎えるプロゴルフトーナメント最古の日本プロゴルフ選手権の格も上がると思っています。我々が指導していることもあってコースコンデイションは良く、素晴らしい仕上がりになっています。

 新型コロナ感染に対策を万全に施し、ギャラリーの皆さんにぜひ観戦して欲しい、気が付いていない日光CCの良さを全国に知らしめたい、プレーもして欲しい思いを強く持っていました。

 日程ギリギリまで開催したい思いで準備して来ましたが、コロナ禍にあって「県を跨いでの往来を極力避けて欲しい」とか、緊急事態宣言が出されたこともあって、開催を断念せざるを得なかった次第です。

 ツアー日程の空きも模索しましたが、日照時間の関係から9月を過ぎたのでは出場選手数に限りがあり、多くの選手が出場できなくなってしまう。日程を変えてでも開催するのなら万全の態勢、出場選手数で日本プロを開催したいことから、日光CCにお願いしてあえて一年の延期開催を決定したのです。

 

 

wp-kuramoto

 

--コロナ禍における大会開催の取り組みに関しては如何ですか?

 

倉本 医療関係者が大変な思いをしている中で、PGA会員個々にできるチャリティーや寄附活動を行っています。その一方でPGAとしては会員がゴルフをする際にコロナ感染しない、感染させないガイドラインを作るなど慌ただしい日々を過ごして来ました。

 

 新型コロナウイルス自体に関しては、分かっている部分と分かっていない部分があり、分かっている部分もたとえば一週間経ったなら変わることもあるため、報道関係者も大変だと思います。それこそ今日、報道したことを翌日に変わることさえある。そんな状況下を踏まえて頂き、緊急事態宣言が出されたことで、今年の開催を見送ることになったのです。栃木県自体の新型コロナウイルス感染者数は少ないものの、我々が持ち込む可能性は否定できません。その点も苦慮しました。

 

--倉本PGA会長は、選手として2勝を挙げている日本プロゴルフ選手権は、どんな大会でしょうか。

 

倉本 選手にとっては日本一のプロゴルファーを決める大会です。昨年大会覇者の石川(遼)選手と電話でやりとりしましたが、「開催すると思っていました。日本のメジャー大会だけに続けて欲しい」とも言われ、その責任を感じますし、続けて行きたいと思っています。

 

wp-kuramoto3

 

--大会舞台である日光CCの印象を話して頂けますか。

 

倉本 5年掛かりで大会開催に漕ぎ着けたわけですから、それだけの思い入れがあります。コース設計家の井上誠一氏の宝というか……首都圏から近いところにあれば日本を代表するコースになっていると思います。残念ながらプレーする機会が少ない人が多く、極限られたゴルファーにしかコースは見られていない。だからこそ日光CCで大会を開催したかったし、大勢の方に来て見て欲しかったし、映像で映し出して欲しかったし、プレーして頂きたかったのです。

 

--来年開催への抱負をお教えください。

 

倉本 出場選手が「やりがいのある」大会にしたいですね。「ただ難しい、ただフェアではない」というのではなく、自分のプレーをしっかり出来たなら好スコアをマークできる、出来なければ叩いてしまう。選手たちが「これなら仕方ない」というコースセッティングを目指します。

 

 栃木県をはじめ、関東圏内からも多くの方が集い、大歓声が上がり、「来場して本当に良かった」と言って頂ける大会にしたいです。

 

 

 

wp-kuramoto5

 

--最後にゴルフファンへのメッセージをお願いします。

 

倉本 新型コロナ感染の拡大で大変な思いをしている方も多いと思いますが、「ニュースタイルのニューゴルフ」を続けて行ったなら、新型コロナは決して怖いものではなく、防げるものだと考えます。

 ゴルフはスローな運動であり、歩くことで健康が保たれ、免疫力も保たれる。ゴルフをぜひ続けて頂き、来年の日本プロゴルフ選手権には一人でも多くのギャラリーに来場して欲しいと思っています。我々PGAは万全の準備を整えます。どうぞ、来年の開催を楽しみに待っていてください。

 

--お忙しいところ、インタビューに応えて頂き有難う御座いました。

 

 

(聞き手・PGAオフィシャルライター 伝昌夫)

スポンサードリンク