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【7/30 FR】日本タイトル2勝目を狙った金谷拓実は初日85位から追い上げもあと2打及ばず2位タイ
今年の「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」覇者・金谷拓実にとっては、2つ目の日本タイトル戦を狙った戦いだった。初日85位から2日目19位に急浮上、そして3日目は首位と3打差3位まで迫いあげた。最終日最終組で繰り広げられる1打の激しい争いは、恵庭のギャラリーを大いに魅了し、楽しませた。
金谷はスタート1番でバーディーを先行させ、5番で2つ目のバーディー。6番のボギーは7番バーディーで取り返しバウンスバックに成功。この時点で一進一退を繰り返していた最終組は9アンダーのトップタイに並んだ。金谷はパーセーブを続けチャンスが来るのを待ち続けた。
後半に入ったが、金谷はなかなかチャンスに着けられない。その間に2組前の蟬川、前組の中島がジワリとスコアを伸ばし、最終組が13番に入ったあたりで、首位に立った上井邦浩とは1打差9アンダーに蟬川、金谷、平田、中島が並び、上位は大混戦となっていた。明暗を分けたのが15番。上井がダブルボギー、平田はバーディーとゲームは動き出したが、金谷はパーで凌ぐのが精いっぱい。16番パー3で痛恨のボギーとしたが、17番パー5をバーディーで仕留めるも時すでに遅し。後半を得意とする平田があっという間に抜き去っていった。
金谷にとってベストを尽くした最終ラウンドだったが、初日から首位を走っていた平田が日本プロのタイトルを手中に収めたのだった。金谷にとっての「日本プロ初戦」は2位タイで終えた。
金谷は「なかなか後半伸ばしきることが出来なくて・・・。でも平田選手のプレーが素晴らしくて、最後も気迫あるプレーを見せてもらいましたし、優勝するに相応しいプレーでした」とライバルの優勝を称賛した。「素晴らしいコースで難しいコンディションの中、プロナンバーワンを決めるにふさわしいトーナメントだったと思います。優勝は出来なかったですけど、良いプレーが今シーズンは出来ているので、後半戦も頑張りたい」と気持ちに整理をつけている。
同一年内に「日本タイトル」を複数回優勝達成することになれば、2019年石川遼が達成した以来、25人目の快挙にもなりうる。金谷は「秋の日本オープンでも優勝目指して頑張りたい」と口元をしっかり引き締めた。
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