2019年 PGAジュニア選手権 太平洋クラブカップ

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2019年 PGAジュニア選手権 太平洋クラブカップ

過去の大会PAST TOURNAMENT

過去の大会レポートLAST TOURNAMENT

第2回(2017年)

関西チームが圧勝で大会2連覇 男子個人は小林忍、女子個人は吉本ここねが優勝

大会2連覇を果たした関西チーム

大会2連覇を果たした関西チーム

 

 関西チームが通算55アンダーに伸ばし、圧勝して大会2連覇を達成した。

 男子では野澤竜次(大阪商大高3年)が8アンダー、蝉川泰果(興国高2年)が7アンダー、女子では平岡瑠依(大阪が木芸高3年)が8アンダーなど、個人戦でも上位の好スコアをたたき出すなど、圧倒的な強さを見せた。2位には中国チームが最終日に13アンダーをマークして、第1日5位から上がった。最終日15アンダーと攻めた四国チームが、第1日6位から3位に食い込んだ。

 個人戦では男子は九州チームの小林忍(秀岳館高3年)が6アンダー65をマークし、通算10アンダーで野澤を逆転して優勝。女子は通算9アンダーで並んだ北海道チームの吉本ここね(札幌光星高3年)と、四国チームの手束雅(高松中央高2年)のプレーオフとなり、1ホール目でバーディーを奪った吉本が優勝した。

 

2017年の大会成績はコチラ>>

団体戦は関西チームが圧勝

優勝旗を贈られた関西チーム

優勝旗を贈られた関西チーム

 

 団体戦は関西チームが圧勝した。

 男女各8人中、上位6人計12人のスコア合計で争う団体戦。第1日に25アンダーをたたき出し、最終日も勢いは止まらず、30アンダーを積み上げて、通算55アンダーをマークした。

 男子で最終日にポイントゲッターになったのはチーム4人目にスタートした蝉川泰果(興国高2年)。前半インを4アンダー31で回り、そこまで四国、中国に追い上げられていたが、一気に挽回。その後はチーム全体がスコアアップした。

 蝉川は「攻めて攻めてのゴルフをしました。個人戦も行けそうになっていたんで」と振り返る。「団体戦でコメ(スコア不採用)にならないようにやって、楽しくできた」と個人戦では悔しさが、団体戦では笑顔が出た。

 女子では平岡瑠依(大阪学芸高3年)が1打足りずに個人戦のプレーオフに残れなかったが、8アンダーをマークした。「2日間ともアンダーで回って、2日間大会ではベストスコアになった。自己ベストで個人戦に勝てなかったからしょうがないです。団体戦優勝はうれしい」とこちらも笑顔。

 主将の竹山昴成(興国高3年)は「みんなで楽しんでやろう、試合を楽しもうといってきた。自分もいいプレーができた。作戦通り。明るい雰囲気でやれました」と話した。

 女子主将の倉永光里(大阪桐蔭高3年)は「自分はティーショットが思い通りにいかなくて残念でしたけど、チームに勝つぞという気持ちがあったと思います」といい「来年以降も関西の名誉を守ってほしいです」と、後輩にエールを送った。

男子個人は小林忍(秀岳館高3年)が通算10アンダーで逆転優勝

逆転で個人戦を制した小林忍

逆転で個人戦を制した小林忍

 

 個人男子は九州チームの小林忍(秀岳館高3年)が通算10アンダーに伸ばし、逆転で優勝した。

 首位の関西チーム野澤竜次に4打差2位でスタート。インから出て2つ伸ばした後、アウトに回って爆発。1番で1メートルを沈めて3連続バーディーを奪うなど、計7バーディー、1ボギー。「いいコースで試合ができてよかった。今回はティショットが暴れなかった」と振り返った。24日から福岡で行われる男子ツアーの「RIZAP KBCオーガスタ」に出場する。「プロの試合は初めてなので楽しみです。ぶっつけ本番になるんで、この試合で調整したかった。狭いコース出たけど、ドライバーで攻めました。いい感じで行けます」と、笑顔を見せていた。

女子個人は吉本ここね(札幌光星高3年)がプレーオフの末優勝

プレーオフを制した吉本ここね

プレーオフを制した吉本ここね

 

 個人戦女子は北海道チームの吉本ここね(札幌光星高3年)が、四国チームの手束雅(高松中央高2年)をプレーオフで下して優勝した。

 1ホール目の10番パー5(534ヤード)。互いに3打目勝負になった。先に打った吉本がピン右についた。それを見た手束の1打はピンに向かって行ったが、奥に転がった。「行ってみたら、思ったよりピンに近かった。2メートルぐらいだった」という吉本。手束のピッチマークはピンの横30センチほどのところにあったが、奥に5メートルぐらい転がった。先にバーディートライの手束のパットは、わずかにカップ左をすり抜けた。吉本は「絶対決めたい」と集中し、2メートルを沈めて決着。2人は健闘をたたえ合った。

 勝った吉本に、後輩たちが泣きながら駆け寄り「入ったときはうれしかったけど、後輩が泣いているんで、自分も泣けてきてしまって」と、涙で抱き合った。この試合はインターネット放映で生中継されており、札幌の自宅で見ていた母満帆さんが見ていたことを知って「いいところを見せられた」と、初めての全国的なタイトルに、また涙を見せた。

 幼稚園ぐらいの時からプロの試合を見て「宮里藍さんが格好良くて」と、小3からゴルフを始めた。2017年度からJGAナショナルチームに入り、スイングを一から改造している。「これまでと全然違うので、小さいスイングから徐々に変えていきました。やっと身について来た」という。最終日の正規ラウンドでは5バーディーの66。第1日も4バーディーで、2日間ボギーなしは自身初めてだった。

 敗れた手束も涙を浮かべてクラブハウスに戻った。「負けちゃって悔しい」というのが精いっぱい。正規ラウンドでは一時10アンダーに伸ばしたが、最終18番で木に当ててボギーにしたのが痛かった。

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