第58回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ

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第42回(2003年)

藤池昇龍がシニアツアー初出場初優勝!

逆転でシニア初Vを勝ち取った藤池昇龍

逆転でシニア初Vを勝ち取った藤池昇龍

 

「第42回日本プロゴルフシニア選手権大会 コマツカップ」は、千葉県山武郡の山田ゴルフ倶楽部で行われ、藤池昇龍(50)がトータル278ストロークで回り、シニアツアー参戦第1戦で見事初優勝を飾った。

 

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第1ラウンド

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前田新作(1位、5アンダー、67)
「7バーディ2ボギーの内容には満足しています。去年、今年とシニアになって初めてのアンダーパーになります。先週の杉原シニアの時に、安田プロから『手ばかりで打っている』と忠告を受けてから、手先で打たないようにしてショットが良くなったと思います。ドライバーは飛距離にこだわることなく、ティーを低くしてフェアウェイをキープするように心がけています。去年シニアに入ってみると、レギュラー時代よりもドライバーが飛んでいる人ばかりだったので、自分も知らず知らずのうちに力が入っていたのかもしれません。でも今は昔に戻って『まっすぐ、まっすぐ、入れるだけ』と自分に言い聞かせてプレーをしています。明日もこの気持ちでいきます。まあ、ボチボチいきますよ」

古市忠夫(2位タイ、4アンダー、68)
「今日は本当に、うまいこといきました。出来すぎです。最近はショットの際、球が曲がるのではないか、OBを打ってしまうのではないか、またパッティングの時には外してしまうのではないか、といった、不安でおどおどした気持ちがなくなってきたのがいいと思います。そうなった原因はわかりませんが、シンプルにゴルフができているからでしょうか。目標は予選通過です。優勝や結果は追っかけても届くものではありません。今、自分は多くの有名プロと一緒にゴルフができていることが、心から嬉しいのです。明日も自然体に、そして前向きにプレーしていきたいと思います。ボギーを打ってもOBを打っても、下を向かず前を向いて、そして一番前を歩いてプレーします」

高橋勝成(2位タイ、4アンダー、68)
「パットがダメですね。最後にやってはいけないことをやってしまいました。この試合では、『1.5メートル以内の距離は絶対に外さない、仮に外したとしても自分の狙った方向に外れるなら納得する』という決め事をもって臨みましたが、最後のホールでそのミスをしてしまいました。自分はレギュラーもシニアも意識は変えることなくプレーしています。おそらく今日のような条件でレギュラーの選手がプレーをしたら、トップは11、12アンダーというスコアになっていると思います。そうしたことを考えて、自分のスコアの4アンダーを見てみると、47、48位くらいだと思います。明日はやってはいけないことは絶対にやらないようにしていきたいし、優勝を狙って行きたいと思います。獲れるタイトルは全部取りたいし、取りに行っています。残りのシニアの試合は全部勝ちに行きます」

第2ラウンド

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佐藤正一(1位、6アンダー、138)
「試合で64ストロークを記録したのは初めてです。実は今週の月曜日に、Sヤード(契約メーカー)のビデオ撮影の仕事があったので、その合間に練習場で球を打っていたところ、左肋軟骨を骨折してしまいました。痛みがひどかったので、今日はテーピングを巻き、痛み止めの薬を飲み、そして注射を打った中でのラウンドでした。そのため、ドライバーは240、250ヤードしか飛ばす、パー5は3オンになってしまいます。しかしながらコースがそんなに長くないため、アイアンもセカンドショットがショートアイアンになるので、そういう点では救われていますね。昨日の状態を考えれば18ホールプレーできること、そして予選通過が目標でしたから、それを考えれば十分です。入れ込まず、淡々とプレーしているのがいいのでしょうか。『欲』が、いかにプレッシャーを生むかということがよくわかりました」

高橋勝成(2位、5アンダー、139)
「グリーンがまだ読み切れていませんね。風も吹いていたので、アイアンの距離感も難しかったです。ピンに絡むショットが打てたあとに、そのパットが入らないということが2、3回あると、どうしてもリズムが悪くなってしまいます。そうなるとショットもピンに絡まなくなるし…。パットの方は、これから練習して調整するとともに、明日のラウンドが始まればテンションも上がってきて良くなってくると思います。ただ、風が吹いてグリーンが乾いてきているので、ショットの方も球の落とし所が難しくなってくると思います。この試合も含め、残りのシニアの試合で優勝し、そして賞金王を獲得して、米国シニアのクオリファイングスクールのファイナルから、受験できるようになりたいと思います。いずれにしても明日からが本番ですね」

小野精二(3位タイ、4アンダー、140)
「終盤までいいプレーができていたのに8番、9番でボギーを打ったのは、8番は守ってミス、9番は攻めてミスという内容でした。ハーフターンのときにスコアボードを見てトップタイというのを見たら、ゴルフが落ち着かなくなってしまったので、それが原因ではないかと思います。明日は、最初のハーフはおとなしくプレーしたいと思います。そして誰と一緒に回るかわかりませんが、自分のホームコースをプレーするような感覚でラウンドしたいと思います。チャレンジしていく意識を持って、それと共に自分にとっていい経験にしていきたいと思います」

藤池昇龍(3位タイ、4アンダー、140)
「2日間で13個バーディを獲りました。ショットは調子がいいです。パー5は2オンするし、パー4のセカンドショットはショートアイアンになるので、ショットの方はいいと思います。問題はパッティングです。昨日の3ボギーもすべて3パットですから。自分はパッティングが下手ですね。しかし、バーディがたくさん獲れるゴルフは楽しいです。明日以降2日間は楽しめたらいいと思っています。いい位置ですから運も味方につけてプレーしたいです。体調もいいですから自分自身に大いに期待しています」

第3ラウンド

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高橋勝成(1位、8アンダー、208)
「これまでのシーズンでは感じなかったようなものを今シーズンは感じています。それだけシニアが面白くなってきたということだと思います。今日も一緒に回った佐藤さんや小野選手がどんどんバーディーをとってきて、全体的に試合が派手になってきて、内容もレベルアップされています。僕のゴルフも今は特に悪いというものはなく、順調に来ています。私生活が落ち着いてきたことが良い結果になってあらわれています。子供の健康も守られ、家族全員が一つになってがんばっているのが、力になっています。出る試合は全て勝とうと思ってやっていますが、その通りになるかどうか…。2桁アンダーにもっていければ優勝できるのではないでしょうか」

小野精二(2位、7アンダー、209)
「10番のダブルボギーで今日は終わってしまったかなと思ったのですが…、11番で50センチ、12番で5メートルのバーディパットが入ったおかげで、気持ちを入れ替えることができました。パッティングは初日からいい感じなのですが、ショットの方が合わせに行っている感じですね。でも17番のイーグルは自分のイメージ通りに完璧に打てました。カップに入るところは見えなかったのですが、ギャラリーの方に教えてもらいました。明日は何が起こるかわかりませんが、自分のゴルフをするだけです。目標は2桁アンダーを目指して頑張りたいと思います」

藤池昇龍(3位、6アンダー、210)
「今日はまぐれ、まぐれのオンパレードの一日でしたね。アイアンの調子はいいのですが、ドライバーとパターがちょっと不安ですね。一番のティーショットが池に入ったり、3パットしたり…。パッティングが上手く打てていないので、これから練習に行きます。明日は、う~ん…、優勝したいとは思いますが、自分のゴルフに徹してプレーしたいと思います」

最終ラウンド

優勝副賞のミニショベルで親孝行!

優勝副賞のミニショベルで親孝行!

 

 日本プロゴルフシニア選手権大会は、千葉県山武郡の山田ゴルフ倶楽部で最終ラウンドが行われ、前日までトップに1打差2位スタートの藤池昇龍(50)が4バーディー、ノーボギーの68、トータル278ストロークで回り、この日首位でスタートした高橋勝成(53)に1打差をつけ、シニアツアー参戦第1戦で見事初優勝を飾った。藤池は優勝賞金540万円を獲得するとともに、3年間のシニアツアーシード権、及び、04年の日本プロゴルフ選手権大会への出場権も獲得した。

藤池昇龍(優勝、10アンダー、278)
「今日は、『勝つんだ!』『勝つんだ!』と自分に言い聞かせてプレーしました。相手は高橋さんだし簡単には優勝できないと思っていました。18番ホールで高橋さんのパターが外れた時、初めてその時『勝てる!』と思いました。パッティングがなかなか決まらず、バーディーも獲るけどボギーも打つ(4Rで18バーディー12ボギー)というゴルフでしたが、パッティングが決まり始めた昨日の6番ホールからいいペース、いいリズムでプレーすることができました。キャディをした息子(展久<のぶひさ>さん)とも息の合ったいいラウンドができたと思います。 実は大会の2日目からパターを長尺から中尺パターに変えたのですが、短くなるとボールから目を離さず打てるようになることから、ボールもよく見え、気分も乗り、いい感じでパッティングができるようになりました。この優勝でシニアの予選会に出なくて済むのが何より嬉しいですね。レギュラーの方にも出てレギュラーのシード選手にもなりたいです。自分はまだまだ上手くなると思っていますから…。シニアの優勝というのは、違った感覚で嬉しいです。『日本』と付くタイトルを獲得できたことも、また格別に嬉しいですし、信じられない気分です。優勝副賞のミニショベル(コマツ ミニショベルPC09)は女房の実家が農家なので、親孝行でプレゼントしたいと思います」

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