第58回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ

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第58回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ

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第44回(2005年)

シニアルーキーの室田淳が初のメジャータイトル獲得!

2位に6打差をつけた室田淳がシニア初勝利

2位に6打差をつけた室田淳がシニア初勝利

 

「第44回日本プロゴルフシニア選手権大会 コマツカップ」が恵庭カントリー倶楽部(北海道)にて行われ、シニアルーキーの室田淳(50)がシニア2試合目、レギュラーツアーを含めて初めてのメジャー優勝を果たした。

 

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第1ラウンド

2005_1
 シニアツアー公式戦の日本プロゴルフシニア選手権大会コマツカップは4日間72ホール競技で行われる。初日はシニアツアー2戦目の室田淳(50)が8バーディー、1ボギーの7アンダー65で単独トップに立った。1打差の66で尾崎健夫(51)が単独2位、さらに2打差の3位には中嶋常幸(50)が続いている。また、日本プロシニア初出場の青木功(63)は2バーディー、1ボギーの1アンダー71で13位タイ。さらに今大会がシニアデビュー戦の倉本昌弘(50)は首位に4打差、7位タイとまずまずのスタート。現在、賞金ランキングトップの三好隆(54)は3オーバー、49位タイ、ディフェンディングチャンピオンの福沢孝秋(53)は1オーバー、25位タイと出遅れた。

室田淳のコメント
「今日は長いパターがいくつかポンと入ったが、代わりに短いパターも何度か外した。でも、北海道のコースは比較的相性がいいようだ。パー5がレギュラーでやっている人の方がツーオンチャンスがあるので少し有利かな。シニア2試合目だがレギュラーと同じ気持ちでプレーしている。前回のファンケルは初日5オーバーで遅れたが、今日はいい出足が出来て良かった。最終日までこの調子を維持したい」

尾崎健夫のコメント
「出だしのホールで10メートルのパットを10メートルオーバーして面食らった。距離があって、ピン位置も難しく、レギュラーツアーと同じ状況のいいコース。今日は中嶋選手に引っ張られて生真面目について行ったらこのスコアになった感じですね。これからの3年間はいい選手がシニア入りしてくるので、培った業を見せるだけでなく、競技としての競り合いも見せながらも、楽しく充実したシニアツアーにして行きたい」

第2ラウンド

2005_2
 肌寒い風が吹き、上位のスコアが大きく伸びない中、初日1打差2位の尾崎健夫(51)が3バーディー、1ボギーの70と2つスコアを伸ばし、この日71。前日トップの室田淳(50)と同じ通算8アンダー、136で首位に並んだ。3打差3位には、この日72の中嶋常幸(50)が通算5アンダー、139でつけた。今大会初出場の青木功(63)は72とスコアを伸ばせず通算1アンダ―、143で、前日の6打差13位タイから7位タイと順位は上げたが、シニア初出場の倉本昌弘(50)らとともに首位とは7打と差が開いた。目下賞金ランキング1位の三好隆(54)は78を叩き通算9オーバー、153でカットラインに1打及ばず今季初の予選落ち。シニアツアー今季初出場の杉原輝雄(68)も通算13オーバー、90位タイで予選通過はならなかった。

   ◇   ◇   ◇

 シニア2年目の尾崎健夫にシニア初勝利への絶好のチャンスが訪れた。それも11アンダーとトップを“独走”していた一組前の室田が、上がり2ホールをボギー、ダブルボギーとして一気にスコアを落とし、まさに“たなからぼた餅”のトップ並走で、「室田がボギー、ダボをやってくれたのか! それとやっとフォーサムから解放される。4人だとどうも プレーのタイミングが合わないよ」とニヤリ。

 「あしたから(予報通りの)雨模様だとラフが重たくなるから2日目までみたいに簡単にはいかなくなる。9Iが7Iになるかな。まあ若いシニアの技を競い合って盛り上げたいね。やるからには勝たなくちゃ意味のないのも分かっているよ」。

 昨年は3試合、今季は2試合のシニア計5試合で4位以内が3度もあるジェット。得意の長打力を生かして“今度こそ”の好機到来だ。

室田淳のコメント
「もう、何もない! ボギー、ダボの上がりになってしまった。あんな凡ミスをして勝てたためしがない」

中嶋常幸のコメント
「面白くな~い、も~うだめ! お先のパットがカップのふちをくるくる回る。今グリーン上では、臆病な小学生がバンジージャンプをしろと言われているような状況だよ。しかも切れ掛かったひもでね。こんな感じでパターをしているのではとても勝負にならない」

第3ラウンド

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 前日首位タイの尾崎健夫(51)と室田淳(50)がともに3アンダー、69で譲らず、通算11アンダー、205でトップに並び最終日の再対決となった。

 4打差の3位にはこの日70の中嶋常幸(50)が通算7アンダー、209でつけている。さらに2打差の通算5アンダー、211の4位にベストスコア68を出した倉本昌弘(50)が前日7位から浮上した。

 本大会初出場の青木功(63)は一つスコアを落とし通算イーブンの216で前日と同じ7位タイ。トップとは11打差がついた。高橋勝成(55)が2番終了で背中痛のため棄権した。

 シニア2年目の尾崎健夫とシニアルーキーの室田淳が、ともにシニア初優勝に王手をかけ、最終日に再度最終組で対決する。

 この日も尾崎、室田、中嶋が最終組。互いに譲らぬ緊迫戦を演じて、終わってみれば3人が前日と同じ順位。4つのバーディーで途中2度の単独トップに立った尾崎だったが、室田も最終ホールのバーディーなどインで3バーディー(5バーディー、2ボギー)と盛り返すしぶといゴルフ。

 いずれにしてもロングヒッター同士の大型対決。4打差にいる中嶋を加えて、シニアツアーでありながらレギュラーツアーのようなハイレベルな最終日になった。

尾崎健夫のコメント
「きょうはショットがよかったのにパットがいまひとつ入らなかった。傾斜の多いここのグリーンではしょうがないが、室田はアプローチパットが若々しいしゴルフが攻撃的でしぶとい。きょうよりもあすは緊張感があって、歯をくいしばってやるから自分ももう少し入るかもしれない。ギャラリーが喜ぶような激しいバーディーを5つくらいは取りたいね。室田との優勝争いはレギュラーでも記憶にない」

室田淳のコメント
「3番でセカンドをOBしたりティーショットもフェアウエーにいったのは3回だけ。ジェット(尾崎健夫)は290ヤード以上飛ばしてフェアウエーをあまり外さない。ショートアイアンもピンに寄るし、あれが全部入ったらとんでもないスコアになっていた。あしたはティーショットをどれだけ狭いフェアウエーに置けるかが勝負」

最終ラウンド

“日本”とつくメジャータイトルを初めてとった室田淳

“日本”とつくメジャータイトルを初めてとった室田淳

 

 シニアツアー今季2つ目の公式戦は、シニアルーキーの室田淳(50)がシニア2試合目、レギュラーツアーを含めて初めてのメジャー優勝を勝ち取り、03年のVISA太平洋以来の勝利となった。

 尾崎健夫(51)とトップタイでスタートした最終日は、室田が2番でバーディーを先行させ、3番でボギー先行の尾崎に3打差をつけてターン。後半は一方的な展開で室田が初日からのトップを守り6打差で逃げ切った。

 室田は3バーディー、1ボギーの70で通算13アンダー、275。尾崎は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの76と崩れ通算7アンダー、281。この日70で前日4位から浮上した倉本昌弘(50)と並ぶ2位タイ。

 前日3位の中嶋常幸(50)は73と一つスコアを落とし通算6アンダー、282で4位。本大会初出場の青木功(63)は4日間でベストの2アンダー、70で回り通算2アンダー、286で8位タイ。前年優勝の福沢孝秋(53)は通算1オーバー、289で10位タイに終わった。

室田淳のコメント
「優勝というのはシニアでもコンペでも何でもうれしいものだね。きのうの3番で気が緩んで、セカンドをOBしてから気持ちが引き締まった。あのOBが自分を甦らせてくれた。ジェット(尾崎健夫)さんにショットはかなわないと思ったから、自分のゴルフをしっかりとやろうと心掛けてやった。 勝因はパッティング。きょうも3パットはなかったし、ピンについたときは確実に入った。(ピンに)ついているのに入らないジェットさんは苦しいゴルフだったと思う」

尾崎健夫のコメント
「いや~悔しいね!! 3番のボギーで、出ばなをくじかれて…。流れにのれなかったね。本当に、悔しい!」

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