第58回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ

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第58回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ

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第50回(2011年)

ルーキー金鍾徳強し! シニア2勝目を飾る!

1日8時間の練習は、日本で世界で活躍するという目標があるからだと金

1日8時間の練習は、日本で世界で活躍するという目標があるからだと金

 

「第50回皇潤CUP日本プロゴルフシニア選手権」は、最終日、単独首位で出たシニアルーキー金鍾徳(50)がこの日も5バーディー、3ボギーの70とスコアを伸ばし、通算13アンダー、275でメジャー初優勝。8月のファンケルに続き、嬉しいシニア2勝目をあげた。また5バーディ、ノーボギーの67をマーク、猛チャージをかけた友利勝良(56)が2位に入った。

 

2011年の大会成績はコチラ>>

第1ラウンド

三好はとっても気持ちいいプレーが出来たと大満足

三好はとっても気持ちいいプレーが出来たと大満足

 

 第50回を迎えたシニアツアー第6戦の皇潤カップ日本プロシニア選手権第1日は兵庫・ジャパンメモリアルGCで行われ、60歳の三好隆が7アンダー65で単独トップに立った。3回の3パットをたたきながら10バーディーの猛攻という驚異的な内容だった。1打差2位にツアー2勝目を狙う真板潔(51)、3位には5アンダーの草野忠重(56)、友利勝良(56)が並んだ。

 倉本昌弘(56)が7番、511ヤードのパー5で第2打を6アイアンで入れるアルバトロスをマーク、3アンダー9位と好スタートを切った。シニアでは初、アマ時代、レギュラーツアーを通じ自己4回目の快挙となる。

 中島常幸(56)は2アンダー16位、2連覇を狙う加瀬秀樹(51)は1アンダー28位。69歳、青木功はⅠバーディー、3ボギーの74の70位と期待されたエージシュートは成らず第2日目に持ちこされた。

三好隆のコメント
「ショットがいいよ! 良すぎるくらい。グリーンの状態とうまく合うしね、今日は上出来です。しばらくパターが不調だったからね、その都度開き直った気持ちでパッティングしていたら、なんだかパットがしっくりしてきたんだよね。そしたらショットも気が楽になってギクシャクしない。相乗効果だよね! もう少し早く気付きたかった。コマツのプレーオフで敗れた時はね、そりゃ悔しかったよ。だけどね、そのときの下手だったという悔しさが研究心を生むんですよ。ゴルフってこれで終わりということではないんです。とにかく気持ちいいね。明日以降は、なるようにしかならない! と思ってやるだけです」

第2ラウンド

金はパターの構えをオールドスタイルに変えてトップタイ

金はパターの構えをオールドスタイルに変えてトップタイ

 

 日本最古のシニアメジャー、第50回皇潤カップ日本プロシニア選手権第2日は7日、好天の兵庫・ジャパンメモリアルGCで行われ、三好隆(60)と韓国のシニアルーキー、金鍾徳(キム・ジョンドク、50)が9アンダーで首位を分けた。前日首位の三好はこの日70、現在賞金ランキング首位の金は67のベストスコアで並んだ。4打差の3位にはタイのブーンチュ・ルアンキット(55)、5打差4位には友利勝良(56)、草野忠重(56)、永井友之(51)とシニアデビュー戦のグレゴリー・マイヤー(米、50)が続いた。3アンダーの8位には中尾豊健(60)、稲垣太成(55)、東聡(50)。

 注目選手は全員スコアメイクに苦しんだ。中島常幸(56)はスタートホールの10番で2発OBの9をたたき74、通算イーブンパーの25位、前日アルバトロスをマークして9位スタートの倉本昌弘(56)は16番でトリプルボギーの7をたたき、同じく25位と順位を下げた。69歳、青木功は73で羽川豊(53)らと3オーバー53位。予選通過ラインは3オーバー53位までの61人。2連勝を狙った加瀬秀樹(51)は5オーバーで予選落ち。芹沢信雄(51)も決勝ラウンドへ進めなかった。

 第1日2位と好スタートを切った真板潔(51)は15ホール終了後、腰痛のため途中棄権した。

三好隆のコメント
「風が難しいよね。今日のあがりは最悪だよ。スタートの1番、2番と5~6メートルが連続で入って良かったけどね。14番で風の読み違いでスコアを落としてから、少しおかしくなっちゃったかな。16番は残り140ヤードを左からのフォローと思って、8番アイアンで軽く合わせたんだけど、実際は左からのアゲンストだった。17番で良いバーディをとって、18番では入ったんだけどね。右のバンカーから185ヤードを無理しちゃった。とにかく、1メートルぐらいのパターが昨日からチグハグしてます。全体的には良いんだけどね。いつまでたっても病気は治らない。同じ失敗ばかりしているようだよ。明日からは、またやり直しかな。今日はそれでもアンダーでラウンドできたし、まずまずです」

金鍾徳のコメント
「昨日は全くパターがダメだったので、構えをオールドスタイルに変えました。そしたら今日のパター数が26で、かなり改善された。コースコンディションがいいし、高速グリーンは、とてもタッチが合います! 7番ホールでのイーグルも嬉しかったよ。セカンド207ヤードを5番アイアンで打ったら、5メートルにつけられたからね。先週は韓国シニアツアーの大会(京畿道シニアマスターズ)で韓国シニア初優勝しました。2日間9アンダーだから、今日のような展開でしょう(笑)。あと2日間、頑張りたい」

第3ラウンド

優勝へのリベンジを誓った三好

優勝へのリベンジを誓った三好

 

 シニアツアー今季第6戦、皇潤カップ日本プロシニア3日目は、前日首位タイの金鍾徳(キム・ジョンドク=韓国、50)が5バーディー、3ボギーの70とスコアを伸ばし、通算11アンダーで単独首位。8月のファンケルに続きシニア2勝目に王手をかけた。同じトップタイで出た三好隆(60)は、5バーディーを奪いながら2つのダブルボギーなどで72と伸びず、2打差の2位に後退した。4バーディー、ノーボギーの68で回った東聡(50)と、ブーンチュ・ルアンキット(タイ、55)が、首位に4打差の7アンダーで3位タイにつけた。中嶋常幸(56)は通算1アンダー、16位タイ。青木功(69)は通算4オーバー、44位タイ。初日アルバトロスの倉本昌弘(56)も肩痛が再発してスコアを崩し、通算5オーバー、52位タイに後退した。

◇   ◇   ◇

 コマツオープンで優勝を目前にしながらプレーオフでミノザ敗れてからちょうど1カ月。60歳になった三好が、またも優勝争いに食い込んでいる。8月のファンケルでも好発進しながら最後は金鍾徳に優勝をさらわれたその金鍾徳が、今週も相手だ。トップタイで最終組でスタート。1、2番でともにピン50センチに絡ませて連続バーディーで出ながら、3番では下りの速いグリーンで10ヤードのパットが加速してグリーンを飛び出し、“1オン、3オン、2パット”の「5」。9番では2打目がグリーン近くのハザードの土手にボールが食い込む不運で「6」。2つのダブルボギーを犯した。

 「どうも最近、バーディーもとれるのだがダボを打つね。攻めるタイプだから…。トシ相応にもっとおとなしいゴルフをせんといかんのかな。でも、守るゴルフというのは、よほど自信のあるときでないと難しい。今年はどうもパットのタッチがギクシャクしとるんよ。パットで取りこぼす。だからゴルフは難しい」

 元来、攻めのゴルフが身上の三好。この日も2番と14番のパー5では、ともにドライバーを2度使う“ジカドラ”で攻め、バーディーにつなげている。そこが三好の魅力なのだが、17番(パー3)では2メートルにつけたバーディーチャンスもパットミスで逃がすなど、ショートゲームでの取りこぼしが優勝を逃がす原因となっている。並んで出た金に、結局は2打差をつけられて最終日。肺がんと闘い、懸命の闘病で今年は病状も好転。好調なゴルフを取り戻しているだけに三好の「快気優勝」(08年の最終戦、Handa Cup以来)を願うファンも少なくない。

 最終日も、3日目に続いて宿敵・金との最終組決戦。「逆転されたんやから、明日はいくしかないやろ!」。60歳にして初メジャーVを目指す三好は、やはり攻撃ゴルフしか頭にないようだ。

最終ラウンド

ルーキーイヤーの今年、金は本当にゴルフが楽しいと話す

ルーキーイヤーの今年、金は本当にゴルフが楽しいと話す

 

 日本最古のシニアメジャー、日本プロシニアは、単独首位で出たシニアルーキー金鍾徳(キム・ジョンドク=韓国、50)が最終日も5バーディー、3ボギーの70とスコアを伸ばし、通算13アンダー、275で逃げ切り、韓国人選手として初のプロシニア優勝となった。8月のファンケルに続きシニア2勝目。賞金ランキングもトップを独走している。3打差の10アンダー、2位には5バーディー、ノーボギーのベストスコア、67で回った友利勝良(56)が食い込んだ。2打差2位で出た三好隆(60)は、75とスコアを崩し、通算6アンダーでシニアデビュー戦のグレゴリー・マイヤー(米国、50)とともに3位タイに終わった。中嶋常幸(56)は通算2アンダー、12位タイ。青木功(69)は通算7オーバー、49位タイ。初日、アルバトロスを出した倉本昌弘(56)は通算5オーバー、39位タイに終わった。

◇   ◇   ◇

 2日目にはトップタイに浮上、3日目は単独首位に立った金鍾徳が、プレッシャーのかかる最終日も“横綱相撲”で他を寄せ付けなかった。前半こそ一つ落としたが、勝負のバックナインに入ると「アウトはアマチュアみたいにショットが曲がった」(金)というドライバーを見事に修正。10番をとり、12番からは3連続バーディーを決めて2位に5打差。早くも勝利を決定づけた。

 「このコースはすばらしかった。ただ、曲げるとダメ。フェアウェイに置けばどんどん攻めていけた。12番のバーディーでもう大丈夫と思った。日本の歴史あるシニアのメジャーをとれて本当にうれしい」。

 たどたどしい日本語だが、日本のレギュラーツアーでは4勝している実績がある。レギュラー時代はジャンボ尾崎をアウトドライブして慌てさせたエピソードもある。細身の体でシニアになっても「平均285ヤード」(金)とよく飛ばし、バーディーも4日間で21個。今季の通算バーディーは82個で悠々トップに君臨している。

 「飛ぶし、ボク、パッティングうまいからバーディーもとれるね(笑)。飛ぶ秘訣? 日本人も1日8時間は働くでしょ。だからボクも1日8時間は練習するよ」とさらりという。先週は韓国のシニアの試合(新聞社主催)に勝ち、再来日して2週連続で優勝した。韓国でシャフトを交換してちょっと慣れなかったが、すぐに自分のものにするあたりはさすが。「今年はドライバーからアイアン、パットまでいいからゴルフが楽しいよ」と、自信満々の金。この試合を終わって賞金ランキング上位5人中最上位者に与えれる米シニア(チャンピオンズツアー)の最終予選(11月14日からアリゾナ州)への出場資格を得て、それにトライする。

 男子レギュラーツアー、女子ツアーに続き、シニアツアーにも韓国旋風が襲ってきたが、競り負けた三好隆は「(金は)飛ぶしアプローチもパターもうまい。でもときどきドライバーが曲がる。戦える感じはあるのだけど、こちらが失敗して楽にしている。次は上を向いて向かっていくよ」と、悔しさをにじませていた。

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