第62回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ

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第62回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ

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【News/3R】公式戦で悲願達成なるか? 飯島宏明が首位タイで最終日に臨む

 

 

 

 今年のシニアプロ日本一を決める「日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ」の第3ラウンド。首位2打差2位スタートの飯島宏明(52)とタマヌーン・スリロット(54)が通算8アンダーで逆転首位タイ。首位スタートの山添昌良(55)が7アンダーで3位。さらに1打差6アンダーに鈴木亨(57)が続いている。

 

 

 

 

 

 予選ラウンドをトータル6アンダーの2位タイで終えた飯島宏明は、3日目を最終組で迎えた。

 

「球筋のチェックをしていたわけじゃないんです。今日は緊張して硬くなることが分かっていたので、動きの確認をしていました」と飯島はスタート前の様子を語る。ひとつ前の組の藤田寛之や室田淳、同組の山添昌良らが打撃練習場を去った後も、ただ一人練習場に居残り、黙々とボールを打っていた。

 

「緊張するとバックスイングが浅くなったり、ダウンスイングで打ち急いでしまう。だから最初に動かしたところが最後に動くように、体を動かす順番を間違えないよう意識して球を打っていました」。

 

 

 

 

 バックスイングは胸を動かし、腰を回し、最後に足を動かすと、上半身と下半身の捻転があるトップができる。ダウンスイングでは反対に、足、腰、胸の順で振り戻すことでスムーズにスイングできるそうだ。しかし、プレッシャーがかかったり、力が入ると、この順番が狂って体が起き上がり、リズムが乱れてしまうことがある。

 

 

 準備万端で1番ホールを迎えた。はずだったのだが、「体が速く動いちゃっていました。もうちょっと体の正面で打たないと」と1打目、2打目を打った後にシャドースイング。再び体を動かす順番を確認しながら第3ラウンドをスタートした。

 

 

 

 

 2番からはショットが安定し始めたが、「日ごとにグリーンが硬くて速くなっていて、前半は戸惑いました」と堪えるゴルフに。最初にスコアが動いたのは8番だった。

 

「ティショットが左のファーストカットに止まり、2打目は残り129ヤードを9番アイアンで。ピンの右3メートルに乗せてやっとバーディがきました」。

 

 

 

 

 続く9番でもアプローチをピンそば1メートルに寄せて2つ目のバーディで8アンダーまでスコアを伸ばす。その後、13番をボギーとするも、15番で「キャディさんのアドバイス通りのラインで打ったらキレイに入りました」と再び8アンダーに。最終18番パー5でスコアを伸ばしておきたかったが、3打目の逆目のアプローチでミスしてしまいパー。トータル8アンダーでホールアウトした。

 

 

「今日はグリーンが速く、ピンの位置も難しかった。トータルで見ればナイスプレーでした」と飯島は第3ラウンドを振り返る。

 

 

 

 

 しかし、「あれは史上最悪のパッティングだった」と唇を噛んだのが、12番のバーディパットだ。

 

「2.5メートルの上り、軽いフックライン。すごく良いラインでした。ですが、入れたい気持ちが出てしまい、ヘッドが先に動いてフェースが被りました。左に曲がるラインで引っ掛けたら絶対に入らないですから」。

 

 ショットと同様に、パッティングのストロークにも体を動かす順番があると飯島。絶好のライン、絶好のバーディチャンスだっただけに、気持ちが先走ってヘッドが最初に動いてしまったようだ。

 

 

 

 

 通算8アンダーはパク・スンピル、タマヌーン・スリロットと並んでトップタイ。飯島は最終日も最終組でプレーする。

 

「明日は今日以上に硬くなると思いますが、“順番”だけ意識します。1ホール1ホール、1打1打集中して、笑って終われたらいいですね」。

 

 

 

 

 昨年の最終戦「いわさき白露シニア」と今年の「マルハンカップ太平洋クラブシニア」はプレーオフで惜敗し、翌戦の「コマツオープン」では1打差の2位。悲願まであと一歩のところまできている。“初優勝に一番近い男”が明日、運命の最終ラウンドを迎える。

 

 

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