2021年度PGA資格認定プロテスト

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2021年度PGA資格認定プロテスト

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〔News/FR〕楠田が「一発合格」を果たし、師匠との約束を守った

 

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楠田の最終ラウンドは10番ホールからスタート

 

 最終プロテスト2日間を終えて、楠田常乃はアンダーパーどころか、イーブンパーのスコアでフィニッシュできずにいた。第1ラウンド76、第2ラウンド74。このまま通算スコア数を増やして行ったのでは、合格の二文字を手に出来ない。8月中旬、師匠の中田慶史郎プロが1週間も練習ラウンドに付き合ってくれたにも関わらず、不甲斐ない成績に戸惑うばかりだった。「練習ラウンドでは、こんな(悪い)スコアじゃなかったのに」という思いに襲われる。中学1年の時からゴルフの手ほどきを受けて以来、ずっと自分のゴルフを見守ってくれている師匠から、電話が掛かって来た。スコアをネットで見て心配したからだった。「まだ半分終わっただけだろ。まだ36ホールも残っているんだから、チャンスは十分ある。気楽にプレーしなさい。一発合格できるよ、必ず」。その言葉を信じるしか楠田は術を持ち合わせていなかった。気楽。リラックス。

 

「グリーンが硬くて速い。そのうえ強風が吹き続け、慣れない洋芝だったことでショットを曲げたくない思いが強まっていたのかも知れません。スイングを気にしてばかりいた二日間でした」と楠田は振り返る。それでもアイアンショットだけは悪くなかったのが救いだった。

 

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第3ラウンドで楠田はベストを尽くした

 

 第3ラウンド。これまでと打って変わってドライバーショットでフェアウエイをキャッチできた。ホール数を重ねるごとに安定感が増す。「素直に構えて振れるようになって行ったんです」。イーブンパー71でフィニッシュ、楠田は通算8オーバーに踏み止まった。55位タイ。合格ラインの50位タイ以内に喰い込むことは出来なかったものの、コースコンディションの難易度からして、合格ラインは通算8、9オーバーだと予想された。「師匠の言ったとおり、(合格)チャンスはまだある」。

 

 

 モチベーションをMAXにして臨んだ第4ラウンド。インスタート。10番パー4ホールでのバーディー奪取で自信を深めた。14番パー4ホールでもバーディーパットが決まった。2アンダーで折り返し、2番パー4ホールでこの日3つ目のバーディー奪取によって自信が確信へと昇華する。3番パー3ホールをボギーとしたが、7番パー4ホールでのバーディーは合格を決定的にした。4バーディー・1ボギーの68でフィニッシュ。楠田は通算5オーバー・29位タイに急浮上し、師匠との約束「一発合格」を果たしたのだった。師匠のアドバイスを「素直」に聞き入れ、「素直」に構えてスイングした結果が、合格ライン突破をもたらしたのだった。

 

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スタート前、楠田は感謝を忘れない

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