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〈FR・News〉いい流れまでもう少しだった大野は3アンダーの3位フィニッシュ
2011年大会の選手権で2位が最高順位だという大野は、今年も大会の優勝を目標にして、日々研鑽を積んでいた。初日終えて3アンダー3位タイスタートという優勝を狙える好位置で、最終日に挑んだ。
プレッシャーのかかる上位陣がなかなかスコアを伸ばせない中で、前半4番でバーディ、後半10番でもバーディと、スコアを着実に伸ばし、首位に並んだ。しかし、14番パー5の2打目、残り距離230ヤードを3Wで打ったが、池に入れてしまい、ボギーでスコアを落としてしまった。迎えた最終18番で順位が逆転したことを知り、気持ちが弱くなってしまった。大野はこのホールをボギーとして、最終順位は3位に終わった。
「最後、返しのパットも入らなかったのは、悔しかったですね。静ヒルズのコースは、コンディションもすごくいいですし、それだけにずっと気の抜けない難しいホールが続きました。だけど、これが今の実力なのかもしれません」と話した。それでも、明るい表情で「精一杯のいい戦いでした」と、大野は一日を振り返った。優勝した麻田とは、ティーチングプロ同期入会の仲間だ。練習でも「試合で一緒にプレーオフしよう」と話していた間柄。同期の優勝で、喜びを分かち合った様子も見られた。
大野は、Oono Golf Schoolで週5回のレッスン活動に加え、週1回のラウンドレッスンという多忙ぶりだ。それでも、大野は自分のための練習時間も必ず作る。ティーチング選手権で優勝し、日本プロに出場することが、練習のモチベーション。だから、ラウンドレッスンの時には、教えることだけでなく、自分のゴルフにも新しい知識と経験を得ようと一生懸命にコースに向き合う。「生徒さんの希望を確認して、個々にあった体に、無理のないスイング作りをする」ことがレッスンのポイントだという。動画も駆使してのレッスンには、日々充実感もある。たくさんの生徒さんたちにも、来年こそは、いい結果を伝えたい。
「また来年のために、頑張ります」。
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