第22回PGAティーチングプロ選手権大会 ゴルフパートナーカップ

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第22回PGAティーチングプロ選手権大会 ゴルフパートナーカップ

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第21回(2019年)

阿部真太郎が首位の座を守り、悲願の選手権初V

大接戦を制した阿部真太郎が大会初優勝

大接戦を制した阿部真太郎が大会初優勝

 

「第21回PGAティーチングプロ選手権大会 ゴルフパートナーカップ2019」は、埼玉県・高坂カントリークラブ米山コースにて開催された。最終日、全体のスコアが伸び悩む中、首位スタートの阿部真太郎(45・TP-B)はフロントナインでスコアを2つ伸ばし独走かと思われたが、後半に入るとショット・パットが決まらず苦しい展開に。ラスト2ホールを連続ボギーとし通算1アンダー。2位に1打差の大接戦を制し、大会初優勝を飾った。阿部は優勝賞金とゴルフパートナー順位賞を合わせ130万円を獲得。さらに日光CCで開催される日本プロ選手権大会への出場権も手に入れた。

 

2019年の大会成績はコチラ>>

第1ラウンド

2アンダー首位に立った阿部は日本タイトル獲得へ一歩近づく

2アンダー首位に立った阿部は日本タイトル獲得へ一歩近づく

 

阿部真太郎(45・TP-B級)が「喉から手が出るほど欲しい」というこのタイトルに、首位スタートで挑む。インスタートの11番で第2打を「ダフって」ボギーが先行した。12、16番のパー5で取り返し、折り返した4番でボギーにしてイーブンとなったが、そこから奮起した。5番パー5で第3打をOKにつけ、6番では「思い通りの攻めで」と4メートルを入れる連続バーディー。終わってみれば2アンダーの首位に立った。

「今日は慎重に行ったのがよかった」という。大会前夜、このコースのグリーンがかつては高麗芝だったと聞き「高麗グリーンだと思って打てばいい」と思ったという。ベントながら芽の強いグリーンに苦しむ選手も多かったが、「高麗の打ち方は知っているので、スピードに注意してやりました」と、この発想の転換がうまくいった。

東京・世田谷区で個人レッスンを中心に活動している。生徒は20人ほど。1996年ごろに「10万円以上した」というビデオカメラを購入し、いち早く「ビデオレッスン」を始めた。「投資は役に立ちました」と振り返る。

「喉から手が出るほど欲しいタイトル」の理由は?「しっかりとした大会で勝つことで、自分のゴルフに自信がつく」と話した。そのためには?「コースは狭いけど、意外と刻むところは少なくて、ドライバーをしっかり打たないといけない。あとは風をしっかり読むこと」を挙げた。

最終ラウンド

阿部真太郎が首位の座を守りティーチング選手権初優勝

阿部真太郎が首位の座を守りティーチング選手権初優勝

 

阿部真太郎は、最終18番でボギーパットを沈めたときに、大きな拍手が起きたので、不思議に思ったという。クラブハウスで見ていたティーチングプロ仲間たちからのものだった。グリーンサイドでPGA関係者に「おめでとう」と言われ、初めて優勝を知った。「え、俺かよ、という感じでした」と、実感が沸かないまま、仲間たちからの祝福を受けた。

優勝スコアは4アンダーと予想して、2アンダーの首位からスタートした。3、5番で2~3メートルを入れて早々とそのスコアに達した。ボギーをたたく感じはせず、本人も「6アンダーぐらい行くかな」と思ったが「このままじゃ終わらないだろう」と気も引き締めた。案の定、10番では左の林に入れて暫定球を2発打った。最初の球がすぐ見つかって、林から出して第3打で1メートルにつけてパーを拾ったが、ティーショットが不安定になった。

15番パー3でバンカーのアゴに近いところに入れた。「朝、仲間とそんな状況を想定して練習していたんで」とボギーにはなったがうまく出した。17番ではドライバーが安定していなかったのでキャディーが3番ウッドを持ってきた。それでも右バンカーに入れてボギーにした。最終18番、「本来の当たりが出た」というドライバーショットだったが、右の山に飛び、落ちてきて斜面の途中で止まった。つま先上がりの難しいライを6番アイアンでカットに低く打って花道に運んだ。「難しいショットでしたけど(同組の)仲間から『あれだよ』って言われました」と、最後まで気を抜かなかった。「優勝はおれじゃないと思っていたんで」と、スコアを落として優勝を意識していなかったのが幸いしたのかもしれない。

「この優勝は自分のゴルフの集大成」と力を込めた。本格的にゴルフを始めたのは日体荏原高に入ってから。シニアになっている伊澤利光、西川哲、丸山茂樹らそうそうたる先輩がいる。日体大に進学したころからプロを目指した。「でもそこから苦労しました。勢いがある20代でプロテストに受からなかったので」という。レッスンを主体に、チャレンジツアーにも出たが、レギュラーツアー出場はできなかった。結婚し30代半ばを過ぎて「家族が押してくれた」とプロテストに再挑戦し、2013年に合格した。「でも、TPになったらなったで難しかった」と、レギュラーツアー出場は果たせずにいた。

この優勝で翌年の日本プロ出場資格を得た。初めてのレギュラーツアーが、プロ最高峰の大会になる。「表彰式で井上(建夫)PGA副会長が『ティーチングプロ4100人の代表として』と言われたので、予選通過できるように自分のゴルフを見直して、立て直して頑張ります」。

そのためには、ティーチングプロの仲間の存在が大きい。「仲間が一番の情報源なんです」と、月1回は仲間たちとラウンドをして、さまざまな情報交換を行っている。「自分1人では限界があるので」と、そうしたネットワークがレッスン活動も支えている。

ティーチングプロ日本一のタイトルはこれからの自身のゴルフ、ティーチングの自信になる?「正直、今はそこまでは…。でも、生徒さんが喜んでくれて、レッスンに来てくれるかな」。大会前に何人かの生徒に「優勝宣言」してきた。先生はしっかりと約束を果たした。

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