第23回PGAティーチングプロ選手権大会/第1回PGAティーチングプロ女子選手権大会 ゴルフパートナーカップ

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第23回PGAティーチングプロ選手権大会/第1回PGAティーチングプロ女子選手権大会 ゴルフパートナーカップ

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第22回(2020年)

小川厚が最終ラウンドで66の猛チャージ、逆転で大会初優勝!

小川厚が2位に3打差をつけて大会初優勝

小川厚が2位に3打差をつけて大会初優勝

 

「第22回PGAティーチングプロ選手権大会 ゴルフパートナーカップ2020」は、埼玉県・飯能ゴルフクラブにて開催された。最終日、選手は難グリーンに悩まされスコアが拮抗する中、13位スタートの小川厚(46・TP-B)は9バーディー3ボギーと6つスコアを伸ばして首位を逆転。2位に3打差をつけて大会初優勝を飾った。小川は優勝賞金とゴルフパートナー順位賞を合わせ130万円を獲得。さらに来年日光CCで開催される日本プロ選手権大会の出場権も手に入れた。

 

2020年の大会成績はコチラ>>

第1ラウンド

黒木隆太郎は直前のリシャフト効果で初日首位スタート

黒木隆太郎は直前のリシャフト効果で初日首位スタート

 

ティーチングプロ日本一のタイトルをかけて124名が戦いに挑む「第22回PGAティーチングプロ選手権大会 ゴルフパートナーカップ2020」の第1ラウンド。名門・飯能の難グリーンに苦しめられる中、2アンダーで藤波尚(46・A)、森本康正(44・TP-B)、黒木隆太郎(34・A)の3名が首位に並んだ。1打差単独4位に尾崎秋彦(37・B)が続く。

◇ ◇ ◇

ティーショットを思った地点に運べない。アイアンショットでグリーンを捕らえられない。とにかくショットがバラついた。それでもパーセーブを4ホール続けられたのはパットのお陰だった。「パットで凌げていたので助かりました。でも全ホールというわけには行きませんでしたけどね」。いつもと何かが違う。黒木隆太郎は前半2ボギーで、後半に入った。それでもラウンド中にショットを修正しようとアレコレとチェックは続けていたのだった。

「アドレス向きを確認したりルーティーンに変化がないかと考えたりして、ようやく気付きました。試合という緊張感から所作すべてが、いつもより性急になっていたんです」。早すぎるリズム・テンポ・タイミング。息を深くし、ゆったりリズムを心掛け始めると、「いつも」に戻り始めた。

ティーショットはフェアウエイを捕え始め、パーオンショットがピンに絡み出す。5番パー5ホールでは2オンに成功し、イーグルパットをねじ込むことが出来た。前半の2ボギーを帳消しにした。続く6番パー4ではバーディーパットを入れ、アンダーパースコアに突入。インコーススタートの黒木にとって最終ホールとなる9番パー4でもバーディー奪取に成功し、2アンダーでホールアウトした。「17年大会から3年連続出場しながら、最高成績は昨年の36位タイ。いつも第1ラウンドで出遅れるのが最大原因でした。今年は同じ轍を踏まないように練習して来ました」。黒木が重点的に行って来たのがパット練習。手先を使わず、「お腹でパターヘッドを動かすイメージ」のストロークを一年間続けたのだ。それがこの日の前半9ホールで実を結んだとも言えるだろう。

「パットはまったく問題ありません。実は、練習ラウンドからUSTマミヤのアッタスダァーッスにリシャフトしたら、それが大当たり。ショットが見違え良くなったんです。明日は自分を信じて、自分のゴルフに徹するだけです」。黒木はリシャフト効果が早速スコアに結びついたことを素直に喜ぶ。

一年かけて作り上げたパットストロークでウイニングパットを決めて見せる。最後は、そう言いたげな顔つきだった。

最終ラウンド

ベストスコア66をマークした小川が逆転!大会初優勝

ベストスコア66をマークした小川が逆転!大会初優勝

 

大会最終ラウンド。選手は難グリーンに悩まされスコアが拮抗する中、13位スタートの小川厚(46・TP-B)は9バーディー3ボギーと6つスコアを伸ばして首位を逆転。2位に3打差をつけて大会初優勝を飾った。小川は優勝賞金とゴルフパートナー順位賞を合わせ130万円を獲得。さらに来年日光CCで開催される日本プロ選手権大会の出場権も手に入れた。

◇ ◇ ◇

通算1オーバー・13位タイからスタートした小川厚が最終日のベストスコア66を叩き出し、逆転優勝を飾った。

「首位との3打差を1ホールでも早く縮められたなら、優勝できる。そう考えていましたが、まさかの結果になって内心ビックリしています」と小川は振り返る。

1番パー4ホールで2メートルのバーディーチャンスを早速作る。確実に1パットで決めると2、3番ホールでもワンピン距離のバーディーパットをねじ込んだ。ロケットスタート。3連続バーディー奪取で首位との差を帳消しにして見せた。さらに5番パー5ホールではイーグル逃しのバーディーで上昇気流に乗ったように思われた。

しかし、7番パー3ホールのティーショットをグリーン右手前バンカーに打ち込み、寄らず入らずのボギーを叩いてしまう。

「9番(パー4)ホールでバーディーを奪った時に、逆転優勝がチラつきました。そのせいもあってか、10番ホールで3パットのボギー。前日もボギーを打ったホールです。でもボギーを打ったことで落ち着けたというか、自分を取り戻せたように思います。パーオン2パットのパーセーブ。それがスコアメイクの基本だと常日頃レッスンしているのですから、それを自分が実践しないでどうするんだ!って…」。

3パットのボギーで目覚めた小川は、11番パー5ホールでバーディーパットを決めてバウンスバックし、その後はパーセーブを続ける。17番パー4ホール。難易度1位のホールを迎え、ティーグラウンドに上がる際に2位に3打差を着けての首位であることを確認した。パーオンできず、3打目の寄せを打つ際はボギーを予め受け入れて臨んだ。2位と2打差で迎えた最終18番パー5ホール。フェアウエイキープを最優先させたドライバーショット、2打目のアイアンショットで3打目はピンまで残り100ヤード。確実にグリーンキャッチさせようとウェッジでフルスイング。ボールはピン4メートルに乗った。ストレートライン。インパクト音がしっかり聞こえるパットでバーディーを奪う。「入った!」と叫びながら、小川は右拳を力強く握り締めたのだった。

見事な逆転優勝を飾った小川は、来年2021年に開催される日本プロゴルフ選手権の出場資格を手に入れた。自身にとって2013年以来、2度目の挑戦となる。

「これまでツアーには日本プロや関西プロ、福島オープンなど4試合ほど出場した経験があります。すべて予選落ちでした。その雪辱も含めて来年の日本プロではティーチングプロの代表として、決勝ラウンドに駒を進めたいです。もちろん、所属コースでの週2、3回のラウンドレッスンとマスター室業務をしながら、自分のゴルフも更なるレベルアップを目指します」。

優勝インタビューを終えると昨年大会覇者の阿部真太郎が祝福の肘タッチを求めた。「来年の日本プロでは、一緒に練習ラウンドをしよう」と互いに約束。二人揃って「目指すは予選通過!」と誓い合っていたのが印象的だった。

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