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2020 関西プロゴルフゴールドシニア選手権大会2020年7月14日(火)広島ゴルフ倶楽部 鈴が峰コース

2020 関西プロゴルフグランドシニア選手権大会2020年7月14日(火)広島ゴルフ倶楽部 鈴が峰コース

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2020 関西プロゴルフゴールドシニア選手権大会 2020 関西プロゴルフグランドシニア選手権大会

【関西グランド・ゴールド】ゴールドは西川、グランドでは倉本が初優勝


 関西プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権大会が14日に、広島県にある広島ゴルフ倶楽部・鈴が峯コースで行われた。ゴールドの部は、この日エージシュートの73ストロークを達成した中村忠夫(73歳・金沢CC)と、同じくイーブンパーの72ストロークでフィニッシュした西川貴祥(70歳・阪奈CC)がプレーオフに突入。1ホール目、ボギーにした中村に対し、1.5メール弱のパーパットを沈めた西川が初優勝を遂げた。またグランドの部は3アンダーでフィニッシュした尾崎智勇(60歳・HOMEX)、倉本昌弘(64歳・フリー)とのプレーオフとなった。1ホール目、両者ともパー。迎えた2ホール目、同じような距離のバーディーパットを先に打った尾崎はわずかにパットが外れパーとなり、倉本は慎重にラインを読んだバーディーパットを沈め、大会初優勝を飾った。

 

 

 

 「今日はショットが安定していましたが、高麗グリーンを攻略するのはなかなか難しいね」。ゴールドの部を制した西川は振り返った。勝利の鍵が高麗グリーンの攻略だった。昨年同大会に出場して以来の高麗グリーンで「ちょっとしたところが読めないし、短い距離も難しく、勇気を持って打てない」という。普段プレーするゴルフ場はベントグリーンが多いので、「久しぶりだと感覚が難しい」と改めて難しさを話した。

 

 1オーバーでホールアウトした時点では、同じスコアで中村忠夫が並んでいた。「たぶんプレーオフになるんじゃないか」と考え、練習グリーンでは距離1.5メートルのショートパットのラインを何度も確認していたという。

 

 結果的に、プレーオフで勝負を決めたパッティングは1.5メートル弱のライン。「プレーオフの前に、何度も確認した距離、そして勇気を持って打てたことで、勝負を決められた」と優勝を喜んだ。

 

 西川は、新型コロナウイルス感染拡大での緊急事態宣言期間、ずっと自宅で過ごしていた。雨の日など天候の悪い日にゴルフをしたという。「密にならないように、お客さんが少ない日に、自宅近所の河川敷ゴルフ場でラウンドをしていました。雨でぬかるんだ芝を歩いてのラウンドは、下半身強化につながった」。雨の日ゴルフが思わぬ効果も生んだ。

 

 秋に行われる日本ゴールドに向けては、「この歳になって、ゴルフ極みがわかるようになった」と感じている。「少しでも良い順位を狙おうと、毎年大会に挑んでいます。今年はその良い順位が少ない数字になればと思ってますし、それが優勝ならいいですね」と抱負を語った。

 

 

 中学校3年生でクラブチャンピオン、そして今年の5月25日にコースの理事長にも就任。広島ゴルフ倶楽部鈴が峰コースは倉本にとってのホームコースであり、自分の庭なのかもしれない。

 

 最終ホールに入ったところで、競技委員からスコアの状況を伝えられた。その時点でトップが3アンダーだと知り「えっ!」と、倉本は驚いた。「たぶん6アンダー、7アンダーでフィニッシュ人がいるはず」と想像していたのだ。スコアが伸びない原因は、慣れない高麗芝、そして今朝まで降っていた雨の影響でグリーンが難しくなり、スコアメイクに苦しめられていた。

 

 倉本は「7アンダーぐらいが優勝スコア」と予想していたが、「全然届きませんでしたね。トップ5ぐらいに入れればいいかなと。スコア提出所でトップが3アンダーだったと知り、まだチャンスがある」と優勝の可能性を信じた。10番パー3でのプレーオフは「先にバーディーを取った方が優勝だと思ってました。2ホール目でバーディーを獲って、何より嬉しい瞬間でした」と振り返った。

 

  新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言中は、PGA会長として会員の状況やシニアツアーや日本プロなどの開催状況など、協会トップとしての業務に追われる一方、リモートワークを増やし、広島にいる時間が増えていった。「トレーニングやゴルフをする時間は例年よりは少し多いかな。このゴルフ場でも何回かラウンドしました」。新生活スタイルの中、東京よりも広島にいる時間が増え、仕事もゴルフもコンディションが維持できている。

 

 

 この大会の上位選手は日本プロゴルフグランドシニア選手権への進出となるが、「これから迎えるシニアツアー開幕戦などもコロナウイルス対策は重要課題。選手、大会関係者に感染が出ないことを願いたいし、感染者を出さないことが大切です」。当初の予定から10月に延期となった日本グランドに向けては「最低でもこのままの状況で、無事に開催してほしい」と会長として願いもある。「公式戦なので、やっぱりほしいタイトルです」。選手として挑む大会に向けて、一つ目標を立てた。