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金秀シニア 沖縄オープンゴルフトーナメント2020
〈金秀シニア・大会前日〉賞金ランク1位の座を守りきりたい寺西明

今季最終戦を前にして、前試合のいぶすき白露シニアで寺西明が賞金ランキング1位の座を取り戻した。
最終日最終18番パー5ホールを迎えた時点で、寺西は通算3アンダー・5位タイだった。ティーショットがフェアウエイ右サイドのラフに捕まり、ボール前方にはパームツリーがツーオンを阻止する状況だった。8番アイアンでレイアップし、3打目はピンまで104ヤード。風向きはフォロー。「グリーン面にボールを止めるのが難しかったので、結果がどうなるかと…」。不安を感じながらショットだったが、寺西はインパクトで好感触を覚えたという。うまく打つことは出来た。
ボールは、あわやショットイン・イーグルのファインショット。カップ30センチで止まった。グリーンを取り囲んだギャラリーから大きな拍手が沸き上がる。しかし、強烈なフォローサイドにいた寺西には、風下のグリーン周りで沸き出っている音が届かなかった。グリーンに上がって再び拍手が沸き、寺西はタップインでのバーディーフィニッシュ。土壇場でスコアを1打縮め、4位タイに浮上。篠崎は6位タイに順位を下げる結果となったのだった。
賞金ランク1位の座に2試合ぶりに返り咲き、迎えた最終戦はシニア賞金王争い決着の一戦にもなった。同2位・篠崎との差は58万3179円。「確かシニアデビューした(2016)年が最高成績(11位タイ)だと思いますよ。かねひで喜瀬CCは得意ではないんですよ、風の読みが厄介で、それにパー3ホールは難しい。8番パー3ホールでどれだけスコアを落としたことか。でもね、この大会が今年は開幕戦ではなく最終戦に変わりましたから、風も結果もすべて受け入れるつもりです。シニア賞金王?狙っていないわけがありませんよ。一生懸命にプレーしての結果を受け入れる覚悟は出来ています」。
寺西にとって「鬼門」となっている8番ホールを、どううまく切り抜けるかが、タイトル奪取への第一「関門」だ。
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