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第18回スターツシニアゴルフトーナメント
【スターツシニア/1R】最終ホールでのバーディー奪取で 小川がエージシュートを達成!

午前9時。アウトコース1番組でスタートした小川清二。リーダーズボードにその名は掲示されなかったものの、大活躍を繰り広げてコースに足を運んだギャラリーを喜ばせた。
3バーディー・5ボギーの74。2オーバーは48位タイ。スコア的には平凡に思われそうだが、74歳の小川にとっては意味あるスコア=エージシュートだ。
前半9ホールを2オーバーでターンし、10番ホールから16番ホールまでパーをセーブ。このまま残り2ホールもパー以下で切り抜けたなら、今季国内シニアツアー初のエージシュート達成となる。だが、それを小川自身は思いもしなかった。
「ここ(17番ホール)に来てボギーを打ってしまったから、(達成は)無理かなって思った。そしたら、一緒に回っていた奥田(靖己)が、僕のスコアを気にしていてくれたみたいで、『バーディーを取りましょう!』って励ましてくれた。最終ホールのバーディー奪取でエージシュート達成!なんてしたこともなかったんだよね」
小川はそう振り返った。4月には前立腺肥大を患い、検査を受けた。主治医と一緒にコースラウンドしながらのリハビリを重ね、早寝早起き、30分のウォーキング、自宅庭の芝刈りと草刈りで体力アップを図って来た。
「こうして18ホールを無事に歩いてプレーできるかどうかが心配だったんだよ」と笑いながら話す小川だが、ひとたびティーグラウンドに立てばプロゴルファーの血が目覚める。 最終グリーンのパーオンショットをカップ手前ワンピンに着けた。バーディーパットは上りのフックライン。パットラインを読み切り、しっかり打ったボールはカップへと向かう。「ドケドケ!ポンって入りましたよ。あんなに気合の入ったパットを間近で見たのは初めてです」とは奥田。
「これまでパーとか、ボギーとかでエージシュートをマークしたことはあるけれど、バーディーで決めるなんて初めてのこと。明日もまた欲をかかず、自分とコースと、スコアと戦い無事に歩いて回れればいいよ」。病を克服し、記録を達成した小川は、流れる汗を拭きながらゴルフができる喜びを味わっているようだった。
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