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コマツオープン2021

【コマツオープン/前日】念願叶ったコマツの舞台へ!森田は2大会連続優勝を狙う


 暦は9月に変わり、富士山の初冠雪便りが届き、コマツオープン舞台の小松カントリー倶楽部には、秋の冷たい雨が降り続いた練習ラウンド日。黒いレインウエアを着た森田徹は、帽子のツバから滴り落ちる雨を気にすることなく、18ホールを入念にチェックしていた。

 

 

「このコースは、ラウンドした経験がありませんでしたからね。こうしてプレーできるなんて2週間前までは、思ってもいませんでした」。マルハンカップ太平洋クラブシニア初日に66をマークして首位タイの好発進を遂げ、最終日は68でシニア初優勝を飾った。今季はツアー出場優先順位16位で挑んでいた森田。「16位ではツアー後半の試合に出られるチャンスが少ない。初シードを獲るためには、予選カットのある高額賞金試合で獲得賞金を積み重ねるしかないと考えていました。コマツオープンはウェイティング1番目だったので、ぜひ出場したかった。飛行機もホテルも予約はしていたんですよ。それが優勝したお陰で出場できるなんて、本当に嬉しいです」。

 

 

 シニア初優勝を遂げてお祝いの電話やメールが600件近くも届き、森田はすべてに応えた。それでも優勝した実感は湧かなかったという。「今年と来年のツアーすべてに出場できるようになったことで、予定していたがゴルフ合宿やラウンドレッスンはすべてキャンセルさせて頂きました。生徒さんからはクレームが来ると思っていましたが、祝福の言葉ばかりでしたし、小松CCに来てもからも諸先輩の方々から『良かったな』『おめでとう』とやさしいお言葉を掛けて頂いて、喜びが倍増しています。ああ、優勝したんだなぁ~とやっと実感が沸いて来ています」。

 

 

 2試合連続優勝の記録が懸かるだけに、その期待感は強まる。明日の大会初日はプラヤド・マークセン、尾崎直道と同組で午前9時30分アウトコースからスタートする。「有名トッププロと初日から回れるのも優勝したからなんでしょうね。レギュラーツアー時代以来の同組ラウンドも楽しみです。しかし、楽しんでばかりもいられませんよね。狙うは連続Vですから!本気ですよ」。

 

 森田は冷たい雨を弾き返す熱さをまとっていた。

 

 

(PGAオフィシャルライター 伝昌夫)