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2022 第9回マルハンカップ 太平洋クラブシニア

〈マルハン太平洋シニア/前日〉シニアデビュー戦となる横尾要 なりゆきゴルフで上位を狙う


 レギュラーツアー通算5勝を誇り、米PGAツアー参戦経験のある横尾要。7月24日に50歳の誕生日を迎え、今週シニアデビューを迎える。大会前日はプロアマフェスティバルに参加。妻でタレントのかとうれいこさんも別の組で参加。かとうさんは結婚後初のプロアマということもあり、久しぶりにゴルフ場でツーショットを披露した。

 

 横尾のデビュー戦はプロアマ形式の2日競技で行われる今大会。「お祭りみたいな感じだから、(プレッシャーもなく)よかったかも知れないね。(シニアに向けて)特別準備をしてないですね、なりゆきです。自分に期待もしていないから不安もないですよ(笑)」と明るい表情で話す。

 

 横尾は日本大学ゴルフ部出身で同期の片山晋呉、宮本勝昌とともに活躍し、「日大三羽ガラス」と呼ばれた。1995年にプロテストに合格すると、切れのあるショット、ショートゲームを武器に1998年に「アコムインターナショナル」でツアー初優勝を遂げる。2002年の「ダンロップフェニックス」では招待選手のタイガー・ウッズやセルジオ・ガルシアらを押さえて優勝。話題を集めた。

 

 

 

 

 

 20代から長年ツアーの一線で活躍していたが、2006年の「三菱ダイヤモンドカップ」での優勝が最後。42歳となった14年には賞金シード権を喪失。現在は、主催者推薦でレギュラーツアーにスポットで参戦しており、国内男子の下部にあたるABEMAツアーにも出場している。

 

「レギュラーツアーは若い選手と飛距離が違いすぎて違う競技になっている。みんな飛ぶし、僕らがやっていたころのゴルフとは違う」。シニアツアーは横尾にとっても待ち望んでいた舞台でもある。

 

 今年3月に思わぬ洗礼を受けた。「レギュラーツアー2勝以上」の資格を行使すれば1年間のシード権が付与されるがシーズンの途中に50歳を迎えるため、今季は予選会からの出場を目指した。しかし、3日間トータル10オーバーの36位で自力での出場が難しい順位で終わった。「自信はあったけど、ちょっと自信無くしました」と肩を落とした。

 

 

 

 

 

 今週は主催者推薦での出場となる。「もう飛距離は捨ててシニアのゴルフに徹しようと思って。そしたらゴルフがよくなりました」。飛距離よりも方向性を重視し、ショートゲームでゲームを組み立てる自分のスタイルを貫くことを決めた。「飛ばないくせに力んで打っていたからゴルフがおかしくなっちゃった。見栄を張らずに、自分の得意分野でがんばります」と話す。

 

 横尾ほどの実績があればデビュー戦優勝も夢ではないだろう。「そんな簡単じゃないですよ。シニアもレベルが高い」。先週のファンケルクラシックは主催者推薦選考会に出場したが1打及ばず出場権を逃した。同大会の模様はテレビ中継で見ていたが、「(優勝した)鈴木亨さんはすごい飛ぶ。相手にならない」とシニアの難しさを強調する。「やっぱり飛距離はアドバンテージ。だけどいろんなコースがあるから、自分の合うコースでがんばりたい。シニアで3年はがんばって、1勝はしたいですね」と長い目でシニア初優勝を睨む。

 

 今大会の開催コースはレギュラーツアーの「三井住友VISA太平洋マスターズ」でお馴染みの舞台。横尾にとっても慣れ親しんだコースではあるが、「1回ぐらいしか優勝争いしたことはない」と、17回出場して最高成績は2009年の4位タイだが、それ以外はトップ10に入ったことがない。「グリーンが難しいんですよ、ここは」とパッティングが今週のカギとなる。

 

 

 同組には昨年の賞金王であり、2年前の優勝者の篠崎紀夫。練習ラウンドをともにするよく知る先輩でもある。「賞金王がどんなゴルフをするのか。ついていきますよ」。最高のスパーリングパートナーを相手に横尾のお手並み拝見といきたいところだ。