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Hitachi 3Tours Championship 20212021年12月12日(日)大栄カントリー俱楽部

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Hitachi 3Tours Championship 2021

【日立3ツアーズ選手権】JLPGAチームが圧勝!PGAチームは3位


 2021年大会はJLPGAチームが24ポイントと高得点を挙げて大会6度目の優勝。2位は4ポイント差でJGTOチーム。PGAチームは3位に終わった。

 

 

 

 

<2nd ステージ>

 トップ選手による後半9ホールが大会の見どころ。オルタネート方式なので、各ペアが1つのボールを交互に打ち、カップインした打数をチームスコアとして採用する。1stステージでは各組合計6ポイントを競ったが、2ndステージでは12ポイントをかけて戦うことになる。

 

 

 第1組目PGAチームは、ポイントゲッターとなる寺西明&細川和彦ペア。1番ホールではバーディーが先行したが4番ホールをボギーと、なかなかスコアメイクまで続かない。迎えた6番パー5ホール。JGTO男子チーム、JLPGA女子チームが確実にポイントゲットしている一方で、PGAシニアチームは勝負に出た。第1打目、細川が放ったティーショットは高さが出ずに、池に捕まってしまった。寺西の打ち直しも同じく池へ。6番ホールは「9打」。ポイントゲッターとして期待されていた細川・寺西ペアも、初出場ならではの楽しさと悔しさ両方を味わったのだった。

 

 

 寺西は「参加させてもらい、プロゴルファーとして幸せな時間を過ごせました。来年の目標はもちろん賞金王。もっと強くなって、この舞台に帰ってきますよ。日立3ツアーズは、プロとしてのだいご味が詰まっていました」と、憧れの舞台を十分に堪能できた。

 

 シニアルーキー細川も「ゴルフ3団体でイベントを楽しめましたよね。若い世代との戦いは刺激になります。緑チームには負けたくなかったなぁ」と悔しさも滲ませる。それでも愛息・和広さんと過ごす時間はとても貴重な経験。「同組の選手から技を教えてもらえたんです。これってとても貴重なレッスンなんですよね」。和広さんにとって、プロゴルファーである父の仕事を間近に感じ、尊敬とあこがれの気持ちで満たされた一日となったようだ。

 

 

 第2組目のPGAチームは、リーダー井戸木と田村ペア。4、5番で連続バーディー。しかし最後までチャンスを作ることができず、見せ場の最終ホールでは、井戸木がバーディーパットを大きく外してまさかのボギー。PGAチームは2ポイント獲得にとどまった。

 

 

「この大会が終わると、一年が終わりますね。ようやく肩の荷をおろせますよ」。今年シニアツアーで3勝を挙げた井戸木にとっては怒涛のシーズンとなり、全速力で駆け抜けた。「それにしても女子はすごい。パターがスパーン、スパーンと打てている。テンポも良いので、スコアメイクの流れができている証拠」と絶賛する。女子ムード一色の中でも「チームが笑顔で終えられたことが良かった。プロのゴルフが楽しかったねと思ってくれればそれで良し」と、井戸木はリーダーの大役を無事に終え、チームメートの姿を見て微笑んだ。

 

 

 第3組は、キングオブシニア篠崎とキングオブスイング伊澤の王様ペア。篠崎が所属する地元千葉、北谷津ゴルフガーデンで練習をしている賞金女王・稲見萌寧と西郷真央ペアの戦いに注目が集まった。篠崎は賞金王決定直後に練習場で「くれぐれもお手柔らかにね」と稲見をけん制するも「それはないですね」ときっぱり断られ、苦笑い。勝負の世界で勝ち方を知った者同士がぶつかり合った9ホールが始まった。

 

 

 JLPGAチームは2番ホールからなんと5連続バーディーで絶好調。篠崎も「オルタネートでバーディーを獲るには、ガンガン攻められるハガネの心がないとだめだね。化け物級ですよ」と絶賛。PGAチームは5番ホールから3連続バーディーでようやくエンジンがかかるものの、時すでに遅し。王様ペアではかろうじて4ポイントを獲ったが、女子チームには完敗。PGAチームはJLPGAチームに大差をつけられてしまい、がっかりとする反面、幸せな気持ちで満たされていた。

 

 

 今年シニア賞金王に輝いた篠崎は、テレビでしか見たことのない日立3ツアーズ選手権の世界を心ゆくまで楽しんだ。「初出場でしたが、実際に一緒にプレーするとたくさんの発見がありました。ゴルフは攻めるだけじゃなくて、ディフェンス(守る)するタイミングも必要なのですが、特に女子チームはその駆け引きが掴めているし、素晴らしい技も出せる。最後までいいゴルフをしていました」と振り返る。

 

 

 一方で「自分のゴルフがしたかった・・・」と悔しさも滲ませる。「シニアのプレースタイルって危険察知能力が高いから、逃げるという意識が起こりやすいんですよ。でも今回3ツアーズでは改めて、ガンガン攻めるゴルフっていうのも必要なんだなって。女子のプレースタイルを見て急にやってみても、無理だったね」と苦笑い。「相手があってのゴルフ。これからはたまには攻めてみてもいいかなかなって。あ、試合ではやりませんよ」。来シーズンは賞金王の実力が試される年。篠崎のゴルフ道はまだまだ続く。