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Hitachi 3Tours Championship 20222022年12月11日(日)大栄カントリー俱楽部

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Hitachi 3Tours Championship 2022

〔日立3ツアーズ選手権・前日〕深堀、兼本、塚田が伝えるそれぞれの今シーズンと3ツアーズ


 今年のPGAチームには、6試合連続優勝という快挙を達成し賞金王に輝いたプラヤド・マークセン(56)、今季シニア2勝、賞金ランキング2位という成績を残した上に、日立3ツアーズ選手権直前までレギュラーツアーQTファイナルに出場していた藤田寛之(53)、シニア屈指の300ヤードを超えるドライバーショットを繰り出す賞金ランキング3位の兼本貴司(51)、レギュラーツアー8勝、シニアツアー2勝を挙げ、ゴルフ界のプリンスと言われる深堀圭一郎(54)、今年はファンケルクラシックで完全優勝という快挙を達成し賞金ランキング5位という成績を収めた大ベテランの鈴木亨(56)、そして今季シニアツアー開幕戦で念願のシニア優勝を遂げ、英語、タイ語を使い世界を股にかけて活躍する塚田好宣(53)という個性的かつレギュラーツアーでも優勝経験のある6選手が揃っている。

 

 

 

 シニア5年目を迎えた深堀圭一郎。日立3ツアーズ選手権に第1、2、3回とJGTOチームで出場。時は巡り、今年はPGAシニアツアーの代表選手として活躍が期待されるベテラン選手の1人である。

 

 

 2022シーズン前半は苦しい展開が続いていたという。「コロナ禍ということが影響を及ぼしていたのか、なかなか自分の調子がつかめなかった。クラブが振れない、体が重い、疲れやすいといった症状があり、苦しんでいたのは事実です。それでも夏からの連戦までには、ベストパフォーマンスを出せるようにと試行錯誤して、8月の日本プロ、ファンケルクラシックと少しずつ自分らしいプレーが随所に出せるようになってきて。9月のコマツオープンでシニア2勝目を挙げられましたから、とても嬉しかったです」とシーズンを笑顔で振り返った。

 

 

 シニアツアーという漠然としたイメージを抱いて参戦しながらも、54歳になって新たな目標も生まれてきた。「60歳の自分は、今のドライバー飛距離を維持できているかと。維持したいです。そのためには、日々心と体作りが必要で、どういう過ごし方をするのかがテーマ。日々努力の積み重ねだと思いますし、そのために自分がやるべきことをきちんと守っていこうと思っています」。向上心、好奇心、そして研究意欲の高い深堀がいるからこそ、PGAシニアチームの魅力が増してくる。

 

 

 

 

 兼本貴司にとってシニアルーキーイヤーは苦しみの連続だった。「何をやってもうまく流れが作れなかった。オフに少しずつ自分のショット調整ができるようになって、春先の第2戦目ノジマチャンピオンカップで優勝できました。当初はシード獲得が目標でしたが、こうやってベスト5入りという結果が付いてきて最高です」と嬉しさを隠せない。

 

 

 日立3ツアーズ選手権は初出場で、指定練習日にはピックアップ9ホールを念入りにプレー。コースの印象を聞くと「私にとってティーインググランドが前すぎますよ。キャリーでフェアウェイにボールを置くためには、目一杯振れるクラブを考えさせられます」と苦笑い。「9番ホールなんかはドライバーでグリーンオーパーしちゃうから、バフィー(4番ウッド)でいい位置に落ちることを願いつつ。自分のマネジメントはそのホールが410ヤードくらいだったら3番アイアンを選択しているので、そういった意味ではなかなか戦略的なコースですよね」とハードヒッターならではの悩みも出てきている様子。

 

 

 

「そうはいっても、ゴルフはパッティングが要ですから、今年は特にパッティングの練習を念入りにしています。普段は5メートルのライン上にターゲットに近い距離から3つ並べて連続で入れるように。このあたりは集中力も試されますし、勘を研ぎ澄ませるようにはしています」とグリーンコンディションにも目を光らせる。

 

 試合で集中すると他を寄せ付けない鋭いまなざしを持つ一方、ゲーム以外ではお茶目で笑い上戸な兼本の魅力をぜひ味わってもらいたい。

 

 

 

 

 初出場の1人、塚田好宣にとっても鈴木同様、地元千葉開催の大会出場を楽しんでいる。「大会当日朝のステージパフォーマンスとか、どうなっちゃうのかな。そういうのちょっと苦手だったりするんですけど(笑)」、と不安な気持ちも拭えない様子だが「マネジメントからすると全ホールバーディー狙いという前向きな気持ちにはなりました」と意欲を見せる。

 

 

「名物9番ホールは刻めないホール。だから3番ウッド、もしくは風次第ですがドライバーでワンオンを狙ってベストパフォーマンスを見てもらいたい」とショットにも自信をうかがわせる。

 

 

 

 

 塚田にとって今シーズンは開幕戦で優勝を飾り好スタートが切れた年になった。海外シニアメジャーにも挑戦したが、なかなか練習時間を確保できなかったということもあって、ベストパフォーマンスは出せず悔しい経験もした。

 

 

「シニア世代になると自分の健康を守ること以外に、自分の周りにいる人たちにも健康でいてもらいたい。だからこそライフワークバランスを考えるようになりました。プロゴルファーとして長く活躍するためには、健康って自分だけの問題ではないんだなということを実感した年でした」と振り返る。「ただ、フィジカル的には最大パフォーマンスを引き出すため、コンディションを整える方法が見えてきたので、今は良い方に向かっています」と自分を見つめる。今後は飛距離アップを目指し、キャリーでプラス15ヤードを目標に挑戦しているという。「来年はコンディションを整えて、賞金王チャレンジ。打倒マークセンです」。進化した塚田のシニア3シーズン目にも期待したい。