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Hitachi 3Tours Championship 2023

《日立3ツアーズ選手権》賞金ランキング3位の藤田寛之は、来シーズンも高みを目指して戦います


 日立3ツアーズ選手権にこれまで5回出場している藤田寛之。その内訳はJGTOチームで3回、PGAチームで2回目。初出場の2009年から14年という歳月を過ごしてきている。緑のベンチコートは青のベンチコートに代わり、シニアメンバーとして安定の地位を築いている藤田だが、今年はシニアツアーを全13試合に参戦し、シニア看板選手としても大会を盛り上げている。

 

 

 

 

 藤田は9月のシニア公式戦「日本シニアオープン」で優勝し、今シーズンはシニア賞金ランキング3位で終えている。今年の賞金王に輝いたのは、藤田と同じチーム芹澤で腕を磨いている宮本勝昌。宮本は今季シニア3勝を挙げており「宮本が日本のシニアナンバーワンに異論はないです」と藤田に言わしめるほどの良い仲間でありライバルでもある。(宮本は米チャンピオンズツアー最終予選会に出場するため本大会を欠場)

 

 

 

 

 「昨年はランキング2位で今年は3位でしたが、1年でも若いうちに賞金王というタイトルは獲りたいです。それでも海外シニアメジャーに挑戦できる順位に着けられたので、それを楽しみにしながら、このオフは身体を作ってゴルフを立て直してまた戦っていきたいです」と賞金王の座を獲るということも視野に入れた目標を掲げている。

 

 

 

 

 PGAチームは悔しい2位で大会を終えたが、藤田の表情には充実感がみなぎっていた。「今年のシニアは楽しもうということで、なんとかベスト3に入ればいいって思いながら。あ、3チームしかないんですけど、2位に入れて良かった(笑)。みんなでチームワークよく、シニアらしく、楽しくプレーを進められました。3ツアーズはそれぞれの顔があって、見どころがたくさんありました」と笑顔を見せた。

 

 

 

 

 レギュラー通算18勝、2012年には賞金王タイトルを獲っている藤田寛之でも、54歳という年齢にはあがらえない。ピーク時からのゴルフパフォーマンスでいうと下降線の時期だと言った。そんな自分の足元を冷静に見つめて「ちょっと肩の力を抜きながらゴルフをやって、いい成績が出せればいいなと思っています」と、プレッシャーをかけることなく、藤田はすべてを受け止め、ひとつふたつ先の世界を描いているのだ。進化する藤田の来シーズンにも期待がかかる。