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2022 ファンケルクラシック
〈FANCL CLASSIC/1R〉コースを全部知らない手嶋多一が4アンダー首位タイ発進

今シーズンはレギュラーとシニアツアーの両輪でトーナメントに参戦している手嶋多一(53)。「ファンケルクラシック」は、毎年レギュラーツアーの試合を選択して出場していたため、シニア4年目の手嶋でさえも、初めて踏み入ったシニアの大舞台なのだ。
大会前日18日に行われたプロアマ大会は、降雨の為にスタート時間を3時間遅らせ、9ホールのプレーになった。手嶋は「プロアマでちゃんとコースを見ようと思っていたんですよね。プロアマ後は残り9ホール見る体力もなく、こうやって初日を迎えてしまった感じです」と苦笑い。実際プロアマ大会では、フルショットガンという臨時対応で、手嶋の組は3番ホールからスタートして11番までプレーした。「12番から 2番ホールまで知らないんですよ。テレビで観たイメージだけで行きましたね」といい、本戦は半分しかコースを知らずして試合に挑んだことになった。
手嶋は1番ホールからスタートし、プロアマでプレーした3、7、9番の3ホールでバーディー奪取。後半12番ホール(パー3)では左のつけてはいけない所につけてしまって初のボギー。「知らないホールでボギーって、分かりやすいでよね(笑)。そんな中で慎重にプレーしたので ボギー1個で終えられて、予定通りです」と肩を撫でおろした。続く13番でバウンスバックに成功し、最終18番でバーディーフィニッシュ。68ストローク4アンダーとし、手嶋は首位タイと好スタートを切った。
「藤田君も言ってましたけど、シニアツアーのベテラン選手含めみんな上手いんですよ。僕らツアーから来ても簡単に勝てるところではないのがシニアツアー。今週は、シニアツアーの中でもビックトーナメントですし、皆気合入っているので頑張りたいですね」と自分にも期待をかける。現在、AbemaTVツアーで若手選手と競うことの多い手嶋は「明日の二日目は60 台で回りたい。ミスを少なくすれば行けるんじゃないかなと思います」と、研ぎ澄まされている試合勘を生かして、シニアツアーで存在感を知らしめたいところだ。
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