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2021 ファンケルクラシック

〈FANCL CLASSIC/2R〉伊澤が首位の座を守る!「充実」の二文字を「優勝」に変えたい


「ゴルフ人生の中で今年が一番楽しいです」。

 

 通算5アンダーの首位タイからスタートした伊澤利光は、この日も安定したプレーでスコアを通算8アンダーに伸ばしてフィニッシュし、そう口にしたのだった。

 

 

 前半を3バーディーで折り返し、後半は13番パー4ホールでバーディーを奪った。ボギーフリーで迎えた18番パー5ホール。ドライバーショットは左前方の木に当たり、2打目はフェアウエイ方向へ出すだけのショットとなり、結局4オン2パットのボギーにしてしまった。最終ホールでのボギーは相当悔しいに違いない。そう思えたが、本人はミスを受け入れる気持ちの余裕がタップリある。「以前よりも考え方が変わりましたし、冷静さを備え、何事も受け入れられるようになりました。焦らなくなりました」と伊澤は自己分析してみせた。

 

 

 

 ゴルフは相変わらず好調だ。「ドライバーショットを14回打って、10回はフェアウエイキープしたと思うし、パットが今年に入って良いんです」。小田孔明とのプライベートラウンドで去年までは10ヤードから15ヤードほど置いていかれたドライバーショットが、今年は同じくらいの飛距離に、時にはアウトドライブすることも増えたという。

 

 

 パットは北村晃一のストロークからヒントを得た。「どうしてパットが上手いのかと観察して、リズムの良さに気づき、それを真似してみました。距離2メートルも10メートルも同じリズムで打っていたんです」。リズムを一定にして距離を打ち分ける。北村はメトロノームを使ってパット練習をしていると知り、早速取り入れた。「心の中でスッーと呟いてバックストロークし、スッーと呟いてパターヘッドを振り出す。自分のリズム感覚でストロークするようにしたら、距離感(タッチ)が合い出しました」。副産物としてパットライン設定にも苦労しなくなったことで、パットの調子も上向いた。心技体が完璧に整った自信を持って大会に臨み、連日首位がその証明になっている。

 

 

 

 

 ゴルフが楽しくて堪らないという伊澤に現在の心境を「漢字文字で表すなら」と尋ねた。「充実ですね」と即答し、「ドライバー飛距離は孔明に負けないくらいになったし、パットも良い。気持ちにも余裕…ゆとりがあるので、今年はレギュラーツアーのクォリファイングトーナメント(QT)を受けようかと思っています。アメリカのチャンピオンズツアーQTも受けたいけれどコロナ禍だから難しいかな」と伊澤は話した。

 

 

 明日の最終日は「充実」を「優勝」の二文字に変えてこそ、ゴルフが本当に楽しくなるに違いない。