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　秋葉真一（５４）が「おっかなびっくり」で３打差５位につけた。「プロアマ大会でもお客さんに迷惑をかけた」というショットの不調だったが、この日はうまくかみ合った。２番パー５で奥のカラーから１０ヤードほどを直接入れてバーディーが先行。３番で２．５メートル、４番で３メートルの３連続バーディーで波に乗った。インに折り返しても好調で、１５番では１５ヤードほどをピッチングウエッジでチップインするなど、８バーディー、１ボギーの６５で回った。

　４月のノジマチャンピオン杯を制した後、８月のファンケルクラシックまでトップ１０を外さなかった。ところが、先々週コマツオープン、先週シニアオープンとショットがおかしくなった。「左に曲がるようになって、右に打とうとして右に行ってしまう。いろいろとやっているんですけど…。今回も改善できたように見えて、実は勘違いかもしれない」と、ちょっと自信なさそうに話す。

　このコースは「トリッキーだけど、狭くはないし、打ちにくさもない。ロングホールさえしっかり取れれば」と思い描く。早く今季２勝目をと言っていたが？「そう、何とかしたいんですけど…。あんまり期待していません」。慎重に事を運びたい。