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コマツオープン2022

〔KOMATSU OPEN/2R〕全米シニアで「パットがおかしくなった」塚田好宣 “インパクトロフト”の調整で2勝目に王手


 4月に行われた今季開幕戦、「金秀シニア 沖縄オープン」でシニアツアー初優勝を挙げた塚田好宣。その後も第2戦の「ノジマチャンピオンカップ箱根」で3位、第3戦の「すまいーだカップ」では6位タイと快進撃が続いた。ところが、直近の2試合では39位タイ、28位タイと調子を落としている。それが一転、今大会では2日目を終えてトータル7アンダー・トップタイと、シニア2勝目に手をかけて最終日を迎える。

 

「海外メジャーに行っているときにパットの調子が悪くなった。パターを換えて戻して、打ち方の悪かったところが分かって直して、いまちょうどいい感じにはなってきているけど、まだちょっと入ってない」と、不調の時期を過ごした理由を語る。



 国内シニアツアーは6月の「すまいーだカップ」と「スターツシニア」のあと、8月の「ファンケルクラシック」まで約2カ月間試合がなかった。塚田は「全米シニアオープン」(米ペンシルベニア州・6月23~26日)に出るために、その前週の「スターツシニア」をスキップ。早めに渡米してメジャーに臨んだが、予選落ちに終わった。帰国後、7月にはスコットランドに飛び、「全英シニアオープン」(7月21~24日)に出場。今度は決勝ラウンドに進んで63位タイに入っている。

 



 「全米ではグリーンの傾斜がすごくて、けっこう大変なパットがいっぱいあった。その辺からなんかいろいろ」。下りでは少し触っただけでもスピードに乗って転がっていくメジャーセッティングのグリーンに、パッティングの歯車が狂いだした。具体的には、「インパクトのロフトが増えて当たっていた」と、強く当たり過ぎないように無意識に調整していたため、「普通に打つと弱いし、届かせようとすると自分の距離感とタッチが変わってしまっていた」。いまは、少しハンドファーストに構えてロフトを立て、「インパクトでちょうどいいくらい」に当たるように修正し、距離感やタッチが戻ってきた。

 

 

 「ファンケルクラシック」から来週の「日本シニアオープン」までは5週間で4戦と、試合間隔がつまっている。「続けて連戦になると練習できるし、良い感じになってきた」と、今大会でようやくゴルフの調子も上向きだした。

 

 

 



 塚田はレギュラーツアー1勝。同じトップタイには1個上で同8勝の深堀圭一郎、2打差の6位タイには同18勝で賞金王にも輝いたことがある同い年の藤田寛之がいる。藤田は今季シニア3戦に出場して2勝。賞金ランキングトップを走っている。最終日に向けては「藤田さんに追いつけるように(笑)。レギュラーのときはなかなか藤田や深堀さんと同じところで争うのが難しかった。いまこうしてシニアに来て、そういう選手と優勝争いできるのは、やっていて楽しいですね」と笑顔で話す。

 



 優勝して1200万円を獲得しても藤田には届かないが、その差を大きくつめることはできる。「自信を持って、できれば優勝して賞金ランキングを上げたい」。その目の先には、賞金ランキング上位で出場権が得られる来年の海外メジャーを見据えている。