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2022 第32回日本シニアオープンゴルフ選手権競技
【日本シニアOP/2R】阿原久夫はプレッシャーの中も我慢ゴルフで3位に留まった

ナショナルオープンで初日単独首位に立った阿原久夫。注目される第2ラウンドは73ストローク、1オーバーとし通算6アンダーで3位に留まり、優勝も狙える位置についた。ただし、73ストロークの内容は5バーディー・6ボギーとスコアの出入りが激しい1日だった。「昨日はフェアウェイキープができたのですが、今日はラフに入れたりしたので、スイングのリズム・テンポ・力感が変りました。結果バーディー、ボギーが入り乱れましたが、それはコースセッティングの妙であり、素晴らしさなんだなと感じています」と忙しかった1日を振り返る。
「全体的に相当我慢しました。プレッシャーというよりも、コースコンディションがタフなので、体力勝負でした。でも昨夜は良く寝られましたよ。フワフワするかなと思っていましたが、落ち着いてスタートできたので、全力を尽くした満足する結果です」。阿原は予選ラウンドを無事に終え、充実した表情を見せた。
首位スタートも同組で昔から知る森田徹、真野佳晃が醸し出す温かい雰囲気に気持ちも整った。「自分のゴルフが徹底してできたことも良かったです。ゴルフには運・不運もあると思うのですが、その受け止め方も大事。ムリしてボギーにするのか、しっかりボギーで終えたのかとか、そのあたりの考え方も紙一重ですよね。そういう意味では、この2日間は、同組のメンバーも含めて良い流れだったのかもしれません」と振り返る。
決勝ラウンドに向けては「体力勝負ですから、しっかり体調を整えて挑みたい。そして一打一打を丁寧に進めたい」と目を輝かせる。阿原にとって滋賀県は、23年前にプロテスト合格を決めた「信楽カントリークラブ」がある縁のある土地。初出場の日本シニアオープン、滋賀県のタラオCCに場所を移し、阿原は決勝ラウンドに進出する。プロの世界にあこがれていた当時の気持ちを思い出しながら、人生のセカンドステージでもあるシニアツアーを戦い抜いてみせる。
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