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2023 第10回マルハンカップ 太平洋クラブシニア
〈マルハン太平洋シニア/1R〉イーグルで波に乗った高橋朋載 初の最終日最終組で初優勝を狙う

髙橋朋載が1イーグル・4バーディー・1ボギーの「67」でプレーし、首位の宮本勝昌と2打差3位タイの好位置で明日の最終日を迎える。
「今シーズンで1番良いスタートを切れた」と髙橋がいうように、初日にアンダーパーをマークしたのは今大会が初めてだ。3戦目の「スターツシニア」はイーブンパーだったが、出場した他の3試合は全てオーバーパー。初日のつまずきをカバーすることができず、今季4戦は納得できる成績を残せていない。
この日、インスタートだった高橋が波に乗ったのは、11番パー5だ。残り223ヤードのセカンドショット。ユーティリティ4番で打ったボールは、グリーン奥のエッジに止まった。ピンまで5メートルの3打目をパターで沈め、出だし2ホール目でスコアを2つ伸ばした。
「いつもよりショットが良かった」と振り返るように、続く12番(パー3)でもバーディーを獲って3アンダー。14番はボギーとするも、15番でバウンスバックし、18番のパー5でしっかりバーディーを奪取して前半を4アンダーで折り返した。
「腰が痛くて軽く振っていたのが良かった。意外といつもより球もが飛んでいるんですよ(笑)」と高橋は好調の要因を語る。
腰痛とは20年の付き合い。昨日は病院で痛み止めの注射を打ってもらって大会に挑んでいるそうだ。
「痛みが緩和されてショットのキレが良かったので、後半最初のパー5(3番)のティショットで振りにいきました。結果は左に曲がりました。調子に乗ったらダメですね(笑)」。
3番をパーとした髙橋は、このミスをきっかけに、前半と同じく軽く振るスタイルで後半をプレーすることに。しかし、次のバーディーがなかなかこない。「7番(パー3)でも、8番(パー4)でもバーディーパットを外しました。ショットは好調でしたが、今日はパットが思うようにいかなかったです」。
最終9番(パー4)でようやくバーディーを獲り、結果「67」の3位タイでホールアウトした。
明日の最終日は最終組。髙橋にとって初めての経験だ。同組でプレーするのは、7アンダーで首位の宮本勝昌、5アンダーで3位タイの髙橋朋載、プラヤド・マークセンというメンバー。「先週のチャンピオン(宮本)は、太平洋クラブ御殿場コースの地主みたいな人(笑)。勉強させてもらいますよ」と冗談交じりにいう高橋に気負いはない。悲願の初優勝をかけ、明日の戦いに挑む。
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