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第16回PGAティーチングプロシニア選手権大会2020年10月20日(火)~21日(水)静ヒルズカントリークラブ

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2020 第16回PGAティーチングプロシニア選手権大会

【TCPシニア選手権/FR】2位高崎龍雄は来年こそはリベンジを


 18番グリーンでのバーディーチャンスも逃してしまった。緊張の糸が切れてしまった高崎龍雄にとって、たとえバーディーパットを決めても首位には追い付けないことが分かっていた。一度切れてしまった糸を結び直すことなどできない。

 クラブハウスに戻る足取りは、鉛のゴルフシューズを履いているようで重かった。スコアカード提出所の入り口を前に高崎は呟いた。「負けました。また2位だ」。

 

 

 通算1アンダーの4位タイで最終日を迎えた高崎は、4番パー3ホールでのバーディー以外、前半はパーに収めた。ハーフターンチェックの際、牛山正則が前半で5打もスコアを縮め、通算4アンダー首位に立ったことを知る。その差2打を縮めたい。その一心で後半9ホールに臨んだ。

 10番パー5ホール。高崎は、そのチャンスを作り上げる。「うまいことツーオンしたんですよ。距離2メートルのイーグルパット。それを外したのが痛かった」。その3ホール後の13番パー4ホールでバーディーを奪取する。

「16番ティーに上がる前に速報版があり、首位とは1打差だと知りました。上がり3ホールで追いつき、追い越すしかない。勝負を賭けるしかないと考えました」。16番パー4はパーに終わる。迎えた17番パー4ホールで、持病が顔を出した。3パットのボギー。「ついに出たか!って思いました。まだ完治したわけではなかったので…。パットイップスです。50センチもない短い距離を外す。仕方ありません」。

 

 

 最終18番パー4ホールでのバーディー逃しも、距離は短かったのだ。勝負所での持病再発は痛い、痛過ぎるように思える。しかし、高崎の表情は決して暗くはなかった。

「長尺を封印し、以前のシャフト長34インチのパターで打てるようになって来ているんです。ぶっちゃけ、昨日も3パットをしていますからね(苦笑)。18年大会が2位、去年は3位、そして今年はまたまた2位ですよ。来年は4度目の正直で優勝してみせますよ。もちろん、34インチのパターでウイニングパットを決めてみせます」。悔しさを凝縮させ、さらなる高みを目指すジャンプボードにする。その繰り返しをして来た高崎は、まさにグッドルーザーだ。