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2019 第4回福岡シニアオープンゴルフトーナメント

〔福岡シニアOP・FR〕伊澤がシニア初優勝!家族と分かち合った幸せ
首位スタートの白潟英純がスコアを伸ばせずにいる一方で、4位スタートの伊澤利光が69で回り通算8アンダーで逆転。初めて父の帯同キャディーを務めた愛息・丈一郎さんの前で嬉しいシニア初優勝を飾った。伊澤は、優勝賞金700万円を獲得し、賞金ランキング12位にジャンプアップ。1打差2位にはシニアルーキー塚田好宣が入った。 最終日最終組の4選手。1番パー5でバーディーを奪ったのは、2位タイ発進のプラヤ ....

〔福岡シニアOP・FR〕23ホール連続ノーボギーゴルフだった塚田が単独2位
ジリッ、ジリ、ジリリ。ゼンマイの螺子をしっかりねじ込むように、ホールを重ねるごとにプレーを引き締めて行く。そんなラウンドだった。通算2アンダー・11位タイから発進した塚田好宣は5番パー4ホールでバーディーを先行させる。8番パー4ホールではカップ30センチに着けるベタピンショットでスコアを二つ伸ばし、通算4アンダーとしてサンデーバックナインに向かう。 「カップ位置といい、グリーンも難しく感じた ....

〔福岡シニアOP・1R〕最終日は前頭・十両の2位齋藤が横綱に挑戦
「えっ、何ですか? 忙しいんですよ。練習場へ行かなければならないし、アプローチショット練習もしたいし、それにパットもね」。クラブとパターを抱えた齋藤義勝を呼び止めると、間髪入れずにそんな言葉が返って来た。そのあとに、冗談ですよの笑顔がこぼれた。首位に立った気恥ずかしさだったのだ。7バーディー・1ボギー66、6アンダー2位タイの好順位に着けた。自身初の最終日最終組からのスタート。スコアカードを提出し ....

〔福岡シニアOP・1R〕握手パワーをもらいたい!勝者の特権を知った白潟が首位
2年前の本大会第1ラウンドでは、5アンダーをマークして首位タイ発進を遂げた。だが、最終ラウンドではスコアを伸ばし切れず、2位タイに終わったのが地元・福岡県出身の白潟英純だ。 あれから2年。以前の白潟とは違う。念願のシニア初優勝を公式戦の「日本プロシニアゴルフ選手権」で飾っただけに、今大会は「凱旋出場」ともいえる。 「優勝するって、やっぱりいいですね。地元開催もあって会う人、すれ違う人から『 ....

〔福岡シニアOP・1R〕2位5アンダー伊澤が息子に見せたプロの手本
6バーディー・1ボギー67、5アンダーのスコアカードを提出した伊澤利光。スタッフに促されて記者たちが待ち受けるエリアに歩を進めた。記者たちが選手を取り囲んでインタビューする「囲み取材」だ。「これをやると勝てないような気がするんですけど」と伊澤は冗談交じりにそう言って、集まっていた記者たちを苦笑いさせた。 スタートホールで3メートル距離のパットを決めてのバーディー発進。3、4番ホールで ....

〔福岡シニアOP・1R〕首位と1打差2位タイで逆転を狙うマークセン
ただいま、賞金ランキング1位。3年連続のシニア賞金王へ歩を進めているプラヤド・マークセンが8バーディー・2ボギー66、6アンダーでフィニッシュ。首位とは1打差の2位タイ「好位置」で最終日を迎える。 「ショットの調子は相変わらず良い。パットも悪くない。明日は最終組だし、楽しみだね」。マークセンが白い歯を一瞬、キラリと輝かせて見せた。 前半でスコアを4つ伸ばし、後半の11番ホールでも ....

〔福岡シニアOP・前日〕やるべきことをやるだけ!前年覇者の鈴木は準備万全
シニア入りし、1試合でも早く初優勝を飾りたい。そんな思いを抱いてシニアツアーデビューをしながら、未勝利のままの選手が一体どれくらいいるだろうか。 「初優勝に最も近い選手」と目されながら、月日だけが無碍に流れ去って行く。焦りは強まる。 「本当に勝てて良かったと思います」。ディフェンディングチャンピオンとしてこの大会を迎えた鈴木亨は、そう漏らした。グレゴリー・マイヤーとのプレーオフを制し、シニア ....

〔福岡シニアOP・前日〕50歳なりたてホヤホヤ、篠崎が挑む残り4試合
「まるで湯気が出ているようでしょ? だって、昨日が僕の誕生日。50歳になりたてのホヤホヤですよ」。 大会を前日に控えた25日。50回目の誕生日を迎えた翌日、篠崎紀夫はシニアデビュー戦に向け、練習グリーンで最終調整を行っていた。身長162センチ、体重67キロの小柄な体を左右に傾けながら歩く姿はレギュラーツアー時代と少しも変わらない。 高校卒業後から本格的にゴルフを始め、その4年後には ....