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2022 第10回いわさき白露シニアゴルフトーナメント

〔いわさき白露シニア/1R〕予選会1位の岩崎幸司、シード獲得へ22万円差を追う!10位T発進に「ベスト10なら」


 国内シニアは今週の「いわさき白露シニア」が最終戦。シード争いも佳境を迎えている。賞金ランキング30位以内の選手のうち、12位の谷口徹と、18位の手嶋多一が9試合の出場義務試合数に届かなかったため順位は2つ繰り下がり、32位までが来季の出場権を得ることができる。

 3月の予選会をトップで通過した岩崎幸司はここまで全試合に出場して、624万9499円を稼ぎ、賞金ランキングは36位。シードのボーダーラインとなる同32位の野仲茂とは約22万円の僅差で最終戦を迎えた。「自分の中では上出来です」と現状に一定の満足感はあるが、やはり「目標はシードです」と言い切る。

「周りのみんな次第ですけど、ベスト10に入れば730万くらいになる。32位はいけそうな感じ。10位台になった瞬間にわからなくなるし、20位台を置けてきたら多分アカン」と岩崎。今大会の単独10位の賞金は129万円で、そこまでいけば、周りの成績に関係なく逆転シードは固いと読んでいる。

 

 そんな岩崎にとって大事な最終戦の初日は、7バーディ・4ボギーと出入りの激しいゴルフながら、3アンダーで10位タイ発進。目標のシード入りが見える位置で終えることができた。崖っぷちでも気負いすぎず、ラウンドのあとは練習しないでお風呂につかり疲れを取るルーティンは変えない。

「疲れているときに打っても余計におかしくなるだけ。もともと終わった後は練習しないタイプ。今週のようにアップダウンがあったら腰が悪くなって、足にも来るので動けなくなる。まずはお風呂に入ってちょっと温めて、コロがってちょっと動かして緩める。そんな感じです」。

 

 岩崎が今年のようにツアーを転戦するのは15年ぶり。06年のレギュラーツアーのファイナルQTを1位で通過し、07年シーズン前半戦の出場権を得た。ようやく出場権を得たレギュラーツアーだったが、前半戦の10試合はすべて予選落ち。自分の力をまったく発揮することができず悔しい思いが残った。

 

 「こうやってツアーに出るのは10何年ぶりですからね。10月なんか1回家に帰っただけで帰らないでいたから、こういうのって久しぶりでメッチャ疲れます。いまもすごい疲れています」。そういう岩崎の表情は言葉とは裏腹にどこか楽しそうだ。跳ね返された07年から15年が経ち、岩崎のツアー転戦のかたちも変化している。

 「毎試合楽しいですよ。ゴルフばっかりではなく、嫁と来ているときには観光したりとか。千葉県の平川CCのとき(コスモヘルスカップ)は成田山に行きました」。岩崎は和歌山県出身。シニアツアーは沖縄の開幕戦から始まり、石川県や長崎県など日本各地を転戦する。いまは妻と観光を楽しむ余裕もできた。きょうの帰りは近くの展望台に行こうかどうかと迷っている。

 

 それだけにすぐ手が届くところにある来季の出場権を簡単に諦めるつもりはない。「どうなるかわからないですけど何とか食らいついていきたいです」。わっはっはっとこのしびれる状況も笑い飛ばして残り2日をプレーする。